はじめに
最近読んだ脳の働きに関する本によれば、シニアになって何もしないでいると実際に脳の働きが退化するようである。逆に意識的に脳の働きを鍛えるトレーニングを続ければたとえ70歳になってからでも脳は成長するらしいことが分かってきているらしい。
このことはシニアにとっては朗報であり、是非、一緒に脳を鍛えることで「健康年齢」を少しでも長く伸ばして楽しい老後を過ごそうではありませんか。
鍛えるべき脳は、視覚系、聴覚系、理解系、伝達系、記憶系、思考系、感情系、そして運動系の8つの脳であるということなので、それぞれに即したトレーニングになる記事を書いていきたいと思っています。
視覚系脳を鍛える
視覚系脳とは、目で見た映像や画像、読んだ文章を脳に集積させる役割を司る中枢である[1]。視覚系脳は、文字、光、形、色を判別するほか、「動態視力」や「価値を見極める」役割もある[2]。
視覚系脳を鍛えるには、意図したものを見る訓練をすると良いらしい[2]。視覚系脳は、「対象を見る」、「動きを捉える」、「目利きをする」役割があるので[2]、普段の生活で対象物をしっかり見る習慣をつける必要がありそうだ。そう言えば、私も街中を歩いていても周囲をあまり見ていないので、注意したい。関心がないためでもあるが、それではいけないということだ。
視覚系脳を鍛えるには関心のある対象物を見つけて、しっかりと見るトレーニングを続けていく必要があるということであるらしい[2]。普段の生活で関心のある対象物を探すのが難しい場合には、関心のある対象物を見つけに行けば良いわけである。関心がない対象物を一生懸命に見つめてもそれは「まやかし」でしかない。やはり自分の関心のある対象物を探し出して、その対象物をしっかりと見ることの方が視覚系脳に対して正直というものである。だから私の場合は、妻と一緒に旅先で興味深い対象物に出会うことを優先したいと思う。
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理解系脳を鍛える
理解系脳とは、目や耳から入ってきた情報を理解する。分からないことに対して、推測して理解しようとする際にも働く中枢である[1]。理解系脳は、五感を通して入ってきた情報を集めて智惠に換えることができ、好奇心がある限り成長し続ける[2]。
「アイデアが浮かばない」というのは、見たり聞いたりして情報をインプットするだけでなく、インプットされたものを組み合わせて理解することができないということらしい[2]。
理解系脳が弱い人は、想像力や思考力が働きにくい人が多いらしく、その問題の多くは注意力がないことにあるという[2]。
そこで、理解系脳を鍛えるには、電車の中で見た人の心理を推測すると良いらしい[2]。わずかな情報からその人なりを推測するのは理解系脳を鍛えるのに非常に効果的であるという[2]。
しかしながら、私はリタイア後は電車やバスなどの公共交通機関に滅多に乗ることはない。旅をするのも自家用車がほとんどである。そんな私が理解系脳を鍛える方法と言えば、見聞したことを私なりに分析し、解釈することではないかと思う。
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伝達系脳を鍛える
伝達系脳とは、コミュニケーションを通じて意思疎通を司る中枢である[1]。伝達系脳は、コミュニケーション能力の拠点であり、話す・聞く・伝える能力を司る[2]。
人間関係で最も重要なのが伝達系脳であるという。言葉や身振り手振り、手紙を書く、メールを送るなど、誰かに何かを伝えたいときに使うあらゆる行為を担当しているのが伝達系脳であるらしい[2]。言語系の伝達には左脳の伝達系脳が使われ、図形や映像などの非言語系の伝達には右脳の伝達系脳が使われるという。
人は視覚系脳と聴覚系脳を使って情報をインプットし、それらを理解系脳の働きで理解して、その結果が伝達系脳に送られて、相手に伝えることができるという[2]。
伝達系脳は、文章を書く能力、会話を生み出す能力、即興的にスピーチができる能力、プレゼンができる能力、ジェスチャーで他人に言いたいことを伝える能力を発揮する中枢である。つまりは「相手にメッセージを伝える」働きをするという[2]。
伝達系脳を鍛えるには、とにかく誰かとコミュニケーションをとることが重要であるという[2]。
私の場合、確かにリタイア後はコミュニケーションの機会がめっきり減っている。このままでは伝達系脳が退化していくということであろう。妻との会話は比較的ある方だとは思うが、常に話をしているわけではないし、そんなことをすれば双方が疲れてしまうに決まっている。
私の場合は、伝達系脳を鍛えるトレーニングとしてこのようなブログを書くことと、コンサルの仕事を通じて実社会と繋がることであるかも知れない。
サラリーマン生活に終止符を打ち、いよいよ年金生活の始まりである。シニア世代の生活にも当然ながらお金は必要である。
生活するために必要な支出を限られた収入で賄っていかなければならない。経済及び金融、お金に関するリテラシーを高めなければ楽しいシニア生活を全うすることはできない。
このカテゴリーで扱うトピックにはシニア世代の生活、仕事とお金に係るものも含めたいと考えている。
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記憶系脳を鍛える
記憶系脳とは、ものを覚えたり、思い出したりするときに働く。情報を蓄積させ、使いこなす。記憶を司る海馬の周囲に位置する中枢である[1]。記憶系脳は、覚える・忘れない・思い出すなどの役割を担当する[2]。
脳の中心部には記憶の蓄積に深く関係する海馬という器官があり、この海馬の周囲に位置しているのが記憶系脳である[2]。
「恐怖」などの感情と「記憶」が強く結びついていることから、記憶系脳と感情系脳は結びつきがあるという[2]。また、理解していたり、深く考えたりすれば、よく記憶できることから分かるように理解系脳や思考系脳とリンクさせると記憶系脳は大きく成長するという[2]。大人になると学生の頃のように丸暗記はできないが、理解したものは覚えることができるのは、この仕組みが脳にあるからだろう。
記憶には「言語記憶」と「イメージ記憶」があり、記憶系脳が弱くなってくると、その片方、あるいは両方が思い出せなくなるという[2]。
記憶系脳を鍛えるには、寝る前に今日行ったことを順番に3つ思い出すことであるという[2]。日記をつけるのが良いかも知れない。私は日記が苦手で、いつも三日坊主であるが、この機会に日記をつけようと思い、三日坊主ぐせと奮戦中である。結果的に昨日よりも一昨日、一昨日よりも一昨々日を思い出すことになるのでトレーニングとしては効果的であるらしい[2]。あるいは読書感想文のようなものを書くと記憶系脳を鍛えるためには良いかも知れない。
若い時に苦手だったことに挑戦すると海馬が成長するという。昔から苦手であったことをやってみることは、未発達な脳中枢を刺激するだけでなく、昔の記憶をもとに新しい記憶が生まれることで、海馬の成長に非常にプラスに働くのだという[2]。
私の場合は昔から語学と音楽が苦手であるから、これらにチャレンジすれば、海馬が刺激され記憶系脳をはじめ他の中枢も鍛えられるかも知れないということである。早速、始めてみようか。
また、料理が脳トレに良いことは知られているが、「自分で料理をする」ことは新旧の記憶を司るすべての記憶系脳を活性化させることになるからだという[2]。自炊をすることは脳トレにも良いということである。
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思考系脳を鍛える
思考系脳とは、思考・意欲・想像力などを司り、何かを考えるときに働く役割を持つ中枢である[1]。思考系脳は深く考えるときに働き、鍛えれば柔軟で複雑な思考ができるようになると言われている[2]。
思考系脳は、頭の前の方にある前頭葉に、左脳と右脳にまたがって存在しており、人間の最も人間らしい働きを担当する中枢であるとされる[2]。
左脳にある思考系脳は具体的で明確な答えを出すために働き、右脳にある思考系脳は何かに対する意思や思い、感想など、明確な答えが出しにくい場合に使われるという[2]。
思考系脳の右脳が強く働く人は、やる気はあっても思考内容があいまいで優柔不断タイプになり、逆に左脳ばかりを使う人は物事を自分の物差しで測ることが多く、頑固なタイプの人であるらしい[2]。左右の思考系脳をバランスよく使う必要があるということだろう。
思考系脳が弱ってくると、2つのものを比較検討できなくなり、どちらに決めるべきか、その判断ができなくなり、優柔不断になるという[2]。チームリーダーの経験が少ない人にも物事を決められないタイプが多いという[2]。行うか行わないか、ブレーキをかける必要があるのか、逆にアクセルを踏むべきなのか自分で判断できないので自制心がない人になるらしい[2]。
また、マルチタスクが苦手という人も思考系脳が弱っている可能性が高いという。マルチタスクとは、複数の作業を切り替えながら同時進行する能力であり、思考の切り替えがポイントであるという[2]。つまり、マルチタスクが得意な人とは、頭の切り替えが上手な人を指すのだという[2]。
思考系脳を鍛えるには、思考の切り替えができるようになる「ノー残業デイ」と「10分間の昼寝」が効果的であるという[2]。また、テレビのワイドショーなどに出ているコメンテーターの意見とは逆の視点から考えることも効果的であるという[2]。さらには「片付けをする」ことも思考系脳と視覚系脳の両方を鍛えることができるという[2]。片付けのポイントは、決まりきったパターンでやるのではなく、工夫して行うことが大切であるという。工夫して片付けるというのは、「何を何処に配置するか」はまだ見えていないものに対する想像力を働かせることであるからだという[2]。
さらには利き手でない方の手を使うことで思考系脳を鍛えることができるという。例えば、私のような右利きの人は、左手で毎日歯磨きをすると良いのだという[2]。不自由さを体験していると思考系脳が鍛えられて、怒りにくくなるのだという[2]。
リタイア後の私には、「ノー残業デイ」以外はできそうな気がする。自分の考えとは異なる考えについても熟考することで、物事に対する見方が複眼的になり、視野も広がっていくはずである。
歳を重ねていくとやる気というか意欲が減退してくる感じがするのは、おそらくは思考系脳が弱ってきているせいではないだろうか。意欲の減退は老化の証左なのか、老化すると意欲が減退するのか? もし思考系脳が弱ってきているために意欲が減退しているのであれば、思考系脳を鍛えれば意欲も湧き、何か新しいことにもチャレンジできるようになるのではないかと思う。逆に新しいことにチャレンジすれば、思考系脳が鍛えられ意欲も湧いてくるのではなかろうか?
鶏が先か卵が先かの問題ではないが、どちらが先であっても進行を少しでも遅くしたいものである。私は新しいことにチャレンジすることで、思考系脳を鍛えてみようと思っている。
また私が趣味にしているガーデニングも思考系脳を刺激することに効果があるのではないかと実体験を基に感じている。さらには家事をしっかりやれば思考脳を鍛えることになると思うようになった。これは一人で生活をする機会が増えたことで、家事の重要性を再認識したからである。
このように私たちの周りにはいくらでも思考系脳を刺激する機会があることに気付いてほしい。そう意識することで私たちの思考脳が退化していくのを遅らせることができると共に、場合によっては成長させることもできるかも知れない。シニアになったからと言って諦めるものは若さと体力以外には何もない。私はそう考える。
何か「目標」をもって日常生活を送っていけば自然に思考系脳を刺激し、同時に記憶系脳も活性化させられるという[2]。要は必要以上に過去を振り返らず、目標をもって前向きに生きることが大切であるということだと私は理解している。
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感情系脳を鍛える
感情系脳とは、喜怒哀楽を感じ、表現する。生涯にわたり成長を続け、老化が遅いのが特徴である。脳の複数の部位に位置する中枢である[1]。感情系脳は、喜怒哀楽を感じ、人の感情を理解する。死ぬまで成長し、衰えにくいのが特徴である[2]。
感情系脳は、生きている間はずっと成長し続け、老化が遅い中枢とされる。私たちの脳の奥深くに存在し、記憶系脳や思考系脳と連携して働くという[2]。例えば、感情系脳で「怒り」が発生しても思考系脳がその「怒り」を熟考し、抑える働きをするという[2]。歳をとって怒りっぽくなる人をみかけるが、その人は思考系脳が退化しているのかも知れない。
また喜怒哀楽の記憶はいつまでも残っているのは、感情系脳が記憶系脳の働きを助けているからである[2]。記憶系脳は感情系脳と連携して働くことで、その働きが強められるという[2]。そうであるならば、この仕組みを苦手な科目の学習法に取り組むことができれば私たちシニアにとっても効果的な学習法となるかも知れない。
しかしながら、感情系脳もほっておくと老化に伴い退化するようだ。歳をとって喜怒哀楽が少なくなったと感じる人は感情系脳の退化を疑う必要がありそうだ。
歳をとって感情系脳が衰えてくると、自分の気持ちや感情が分からなくるという。そして、自分の気持ちが分からないと、他人に同調しやすくなり、「人に流されやすい」状態になる[2]。
また感情系脳には自分だけでなく、「相手の気持ちを受け取る」という働きもある。だからこの働きが鈍ってくると、相手の気持ちを理解したり、他人に共感したりすることが困難になるという。自分や他人の気持ちが理解できなくなれば、その結果として、喜怒哀楽や表情が乏しい状態になるのだという[2]。
歳をとるとドラマなどと見ていて涙もろくなったと感じることはないですか? 私は妻と一緒にドラマをみていて知らず知らずのうちに涙が出ていることがあり、妻にその涙を見られたくないのでつい席を立ったり、不自然な仕草で涙をぬぐったりしていたが、これからは堂々と涙をみせようと思う。それは私にはまだ感情系脳が働いている証左であるからだ。むしろ歳をとって感情系脳が成長しているから優れた俳優の演技に共感できるようになった証左と言えるのではないかと思う。
しかしながら、シニアになって喜怒哀楽が少なくなった人もいるのは確かな事実である。そこで、感情系脳を鍛えるには、感情を動かさずに習慣的に行っていた行為を一度やめて、自分の感情を揺さぶってみると良いという[2]。つまりこれまで自分が習慣的に行っていた行為を一度やめて、その行為が「本当に好きで行っていたのかどうか」を自問することがトレーニングになるという[2]。私の場合は、三日坊主が多くて習慣化されたものがほとんどないので困っているが、朝のコーヒーが習慣の人はその習慣を10日間やめてみることで、「美味しい」という感情を持たずに「惰性」で行動していたのか、「本当に美味しい」と感じて飲み続けていたのがはっきりと分かるという[2]。
感情系脳を鍛えるためには、本当に感動する場所に訪れる機会を増やすことも効果的ではないかと私は思っている。
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運動系脳を鍛える
運動系脳とは、手・足・口など、身体を動かすこと全般に関わる。脳の中でもっとも早く成長を始める中枢である[1]。運動系脳は、身体の動きを司り、他の脳中枢との連携が強くて、それらと呼応しあって働く[2]。
運動系脳は生後すぐに成長し始めると言われている。この運動系脳に接する感情系脳の一部が発達し、続いて視覚系脳、聴覚系脳と理解系脳や記憶系脳が成長する。その後に思考系脳と感情系脳が発達するという[2]。したがって、運動系脳は脳の基盤となる中枢で、この運動系脳は他の中枢にさまざまな影響を与えるという[2]。例えば、運動系脳による歩く行為は、見る景色が変わるから視覚系脳を刺激するという[2]。また運動系脳による口を動かす行為は、「話す」という行為に現れる伝達系脳と強く連携している[2]。このように運動系脳はあらゆる脳中枢の基盤となるので、最初に運動系脳を鍛えるためのトレーニングを開始することは有意義である[2]。
運動系脳を鍛えるには、鼻歌を歌いながら歩くのが良いという。それは「歩く」行為と「口を動かす」という行為を同時に行う必要があり、一定の負担がかかってトレーニングになるらしい。さらに自分の歌声を聞くことで聴覚系脳も同時に刺激することになるという[2]。しかしながら、これを実行するには少々躊躇してしまう。鼻歌を歌いながら散歩している私の姿を他人が見て何と思うだろうか、変人・奇人の類に思われはしないだろうかと小心者の私はつい思ってしまうからである。
他にトレーニング法はないかというと、意外にも腕立て伏せが有効らしい。腕立て伏せは、運動系脳と思考系脳を連携させるトレーニングとして最適であるという[2]。自分の意思で自分の身体を支え、ある位置をキープするという行為は思考系脳と運動系脳がきっちり働いていないとできないという[2]。運動系脳で重要なのは思考系脳で考え、自分の動きを自分で命令して、そのとおりに体を動かすのができるということである[2]。これは人間が自立するために非常に重要なことであるという[2]。
歳をとって体が衰えたり、ボケたりすると、人間は自立できなくなる。そして実際に腕立て伏せができなくなるという[2]。
また、お手玉もトレーニングになるという。お手玉を上手に行うためには、目で動きを見ることも必要であるし、ある程度、玉の動きを想像しなければならない。だからお手玉は運動系脳と視覚系脳・思考系脳が非常に密接に連携していないと上手くできないという[2]。私はお手玉をしたことはないので、やってみようかと思う。
運動系脳を鍛えるためのトレーニングになるのではないかと私が思うのは、ガーデニングである。ガーデニングは、実体験から運動系脳だけでなく他の中枢のトレーニングになると考えている。その理由は記事にしているので是非、参考にしてもらいたい。
また、サイクリングや森林浴、バードウォッチングも運動系脳を鍛えるためのトレーニングになるのではないかと私は思っているが実際はどうであろうか? 正解を確かめるためには自分で実証するしかないだろう。
【参考資料】
| 1 | 加藤俊徳著、「一生頭がよくなり続ける・すごい脳の使い方」(2022年11月10日発行)サンマーク出版 |
| 2 | 加藤俊徳著、「努力なし!70歳から脳が成長するすごいライフスタイル」(2023年4月6日発行)かや書房 |
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三重県名張市を流れる名張川の支流である青蓮寺川に造られたダム湖(青蓮寺湖)の周囲の道路はサイクリングにも最適である。

赤部赤人で有名な「万葉の岬」の「つばき園」で椿の品種を学ぶ
ツバキには数多くの園芸品種があって、一目で分かるものから全く区別がつかないもので色々あって実に楽しい。ツバキは花だけでなく、名前の由来にもなっている葉自体が美しい花木である。ガーデニングをする上で是非、植えたい庭木の一つである。

(梅宮大社で撮影)
ウメ(梅)の品種を調べて分かった鑑賞用途の花梅と実用性の高い実梅
ウメの品種は、一説に200品種とも300品種ともいわれる。そのなかでも花梅の品種が大半を占めている。花梅の品種を18グループに分類して分析もしているので是非、読んでもらいたい。

【荒廃竹林の話】竹は庭に生えると困るが、無くなると困る
私は、整備された竹林を散策するのも眺めるのも好きである。しかし、竹が自宅の庭に自生してきたとなると話は別である。根こそぎ駆除する必要がある。そんな竹も荒廃竹林となって日本の里山から無くなっては困る。そんな竹の話である。

ガーデニングの敵・ゼニゴケを退治するにはエタノール噴霧が有効だ!
立派な日本庭園にもしゼニゴケが繁殖したらと想像するだけで身震いしてしまう。ゼニゴケとはその名の有難さとは裏腹にガーデニングにとっては大敵である。そのゼニゴケを駆逐するには消毒用エタノールが有効であることを試行錯誤の末に見い出だしたので情報共有する。

除草してもすぐに「雑草のごとく」生えてくる雑草の種類と駆除方法
雑草とは小さな自宅の庭でかれこれ20年以上も格闘を続けている。しかし1年前から駆除方法を変えてみたところ手応えを感じられるまでになった。駆除方法が本当に効果的なものかの検証は続いてはいるがいずれ明らかになると期待している。

素人の園芸を魅力的な趣味に変える苔【コケ】の魅力、種類と利用法
コケは実に個性的で、魅力的な生き物であるかを伝えたい。そして私自身は、スナゴケやハイゴケを中心とする苔をグランドカバーとして庭の長期的な除草対策に利用する試みを開始したところである。

シニア世代の趣味として最適なものは何かを真剣に考え選んだ趣味は?
シニアの人生は、まさに十人十色である。自分自身がワクワクして長く続けることができる趣味を見つけることができれば、シニアの人生も豊かなものになるはずである。本記事がそんな趣味選びのヒントになれば嬉しい。

出会ったシジュウカラ
野鳥観察と森林浴を同時に楽しむ、バードウォッチング事始め
シニアになって新しい趣味として始めたバードウォッチングについて、シニアによるシニアのための鳥見入門記事です。私自身が初心者なので初心者目線で記載しています。そのため初心者には分かりやすいはずです。

ウメを露地植えと鉢植えで育て四季の変化を楽しむ
ウメはガーデニングの初心者にとって比較的育てやすい庭木であると言える。花を愛でるだけではもったいない。剪定も楽しもう!
ウメは萌芽力があるので、強い剪定にも耐えることができる。ガーデニングにハマると庭木の剪定が一つの楽しみとなる。ウメは剪定の練習台になってくれる。

イロハモミジの盆栽モドキの鉢植えを作り、四季の変化を楽しむ方法
イロハモミジの盆栽モドキの鉢植えは、秋の紅葉と冬の寒樹だけでなく、春の新芽から夏の青葉も十分に楽しめる。つまり四季を通して楽しめる。だから日頃の面倒な管理作業も苦ではなくなるというものだ。

高千穂の峰と高千穂峡が織り成す神秘の名瀑「眞名井の滝」の魅力
本稿の写真はすべて私の妻が撮影したものである。私よりセンスが良いので妻の許諾を得て掲載した。私の未熟さゆえに愛機とレンズに申し訳なく思っている。

伝説と共存、ユニークな姿形で魅了する奇岩・奇石の絶景スポット42選
北海道には珍しい形状や奇怪な形状や色をした岩石、すなわち奇岩が多いように思う。それらに負けず劣らずの奇岩が他県にも多く存在する。そんな奇岩・奇石を私の写真で紹介している。

天下三大名湯を含むスパツーリズムに最適な名湯秘湯の温泉郷への旅
清少納言が枕草子で「湯は ななくりの湯 ありまの湯 たまつくりの湯」と書くほどに古くから知られている名湯をはじめ、行って良かった各地の温泉郷の話です。

池泉庭園・枯山水・茶庭の様式美と回遊・鑑賞式日本庭園の楽しみ方
足立美術館の日本庭園は、2003年から2022年まで19年連続で日本一の日本庭園に選ばれている。由志園の庭園は、池泉回遊式の本格的な日本庭園である。そんな日本庭園の魅力を伝えたい。雪舟庭園についても記述しているので、是非お読みください。

絶景写真を撮るなら外せない関西のおすすめの梅園と観梅名所7選
兵庫県たつの市には綾部山梅林と御津自然観察公園(世界の梅公園)があり、神戸市にも岡本梅林公園があって、いずれも梅の名所として知られている。


絶景とスリルが共存する、日本の岬に建つロマンティックな灯台12選
GPSの普及で灯台の数も減少傾向だという。歴史的価値が高く、日本を代表する灯台である美保関灯台と出雲日御碕灯台をはじめ日本の灯台について紹介している。是非、読んでみて下さい。

春・夏・秋の風物詩、圧巻の花畑、菜の花畑・ひまわり畑・コスモス畑
黄色の絨毯のような菜の花畑は、春の風物詩と呼ぶに相応しい。夏はひまわり畑、秋はコスモス畑をを訪れたいものだ。そんな四季の風物詩ともいうべきお花畑を紹介したい。

花見を楽しもう!絶対に後悔しないサクラの撮影スポット20選
日本人が好きな、勿論、私も好きな桜の名所を紹介しています。特に関西在住の人にお勧めの桜の名所です。是非、ご覧ください。

季節を彩る花を観賞したいなら絶対ココがお勧め、撮影スポット16選
兵庫県内のバラ園としては神戸市立須磨離宮公園(神戸市)と荒牧バラ公園(伊丹市)が有名であり、一見の価値がある。私は何度でも足を運びたい。他に多くの花の名所を紹介しているので、是非ご覧頂きたい。

【日本の世界遺産】石見銀山の遺跡とその文化的景観について学ぼう!
世界遺産として登録された「石見銀山遺跡とその文化的景観」を構成する主な景観を写真に撮ってきたので是非、ご覧頂きたい。

旅先でのサンセットシ―ン、夕日のイチオシ撮影スポット13選
「雨女」の妻と旅をすると夕陽を眺めることができる機会はそれほど多くはない。それでも何度かに一度は幸運に恵まれることもある。

美しい水辺の絶景写真を撮りたい!天然湖沼の撮影スポット10選
私が湖沼に興味をもっている理由は単純である。気に入った写真を比較的容易に撮影できるからである。ついでに天然湖沼の成り立ちも調べてみた。是非、参考にしてもらいたい。

観光地化された人造湖(ダム湖)の魅力、経済的価値と人工的自然美
人工的に作られたものを池と呼ぶためか、ダム貯水池や造成池である人造湖は池等に区分される。ダム湖を造る理由は、利水と治水であるが、ダムを見なければ、天然湖沼と変わらない美観である。

私に湧水・水源の魅力を教えてくれた湧水・水源の撮影スポット4選
「湧水」とは、地下水が自然の状態で地表に出てきたものをいう。私が湧水に関心を持つようになったきっかけは白川水源(熊本県)の見学である。

フジを鑑賞するなら絶対ココ、兵庫でおすすめの藤公園、藤寺、藤神社
藤棚から長く垂れさがる紫色の藤の花は、その色と香りで初夏の訪れを感じさせてくれる。ライトアップされた藤棚は幻想的である。

マイナスイオンが大量発生!日本の名瀑・瀧の絶景撮影スポット22選
私が訪れたことがある滝を紹介しています。写真撮影のスポットですが、マイナスイオンを浴びる場所としては最高です。

自分にとっての最強パワースポットを見つけるために読む記事
日本各地に点在するパワースポットと呼ばれる観光地を紹介しているので是非、ご覧ください。

ゲンジボタルが乱舞する里・兵庫県養父市奥米地で観た一期一会の乱舞
兵庫県養父市奥米地は、ゲンジボタルの生息地として有名な「ほたるの里」である。天候の急変に泣かされたが、何度も通ってやっとのことで写真撮影に成功することができた。

神話の英雄・須佐之男命/素戔嗚尊【スサノオ】を祀る神社とその系譜
日本神話で八岐大蛇【ヤマタノオロチ】を退治したことで有名な須佐之男命【スサノオノミコト】ゆかりの神社について紹介する。

【御利益絶大の両参り】大国主神の出雲大社と事代主神の美保神社
出雲大社を参拝した後に、美保神社に参拝することを「両参り」という。一社のみの参拝「片参り」に比べて、縁結びの効果が上がり、願いが叶い易くなるという。

【えびす様を祀る神社】美保神社・今宮戎神社・西宮神社・恵比寿神社
すびす神を祀る神社が全国にある恵比寿神社である。その恵比寿神社の総本社が美保神社と西宮神社である。詳しい話は本記事に書いているので、是非ご一読下さい。

五重塔、三重塔、多宝塔(二重塔)などの仏塔の撮影スポット12選
五重塔、三重塔および多宝塔は、いずれも仏教の祖である釈迦の舎利(遺骨)をおさめる仏塔の形式の一種である。大伽藍にあっては一建築物に過ぎないが、多重塔はシンボル的な存在でもある。写真撮影の対象物としてもこの上なく魅力的である。しかしアングルを決めるのは決して容易ではない。

錦絵のような紅葉の写真を撮りたい!絶景の紅葉撮影スポット40選
京都には「紅葉の名所」と呼ばれる所が数多く存在する。しかし、紅葉の名所は京都だけではない。各地の紅葉の名所も紹介したい。

玉造温泉に行ったら参拝してほしい玉作湯神社と清巌寺・おしろい地蔵
玉作湯神社と清厳寺を紹介している。清厳寺では女性に人気の高い「おしろい地蔵さま」を取り上げた。是非、一読してもらいたい。

ワインディングロードのその先にある絶景展望台、峠からの圧巻の風景
峠とは、山道を登りつめてそこから下りになる場所のことをいう。山脈越えの道が通る最も標高が高い地点(ピーク)である。したがって、眺望の良い場所であることが多い。

紅葉時には大山南壁の断崖とブナ林とのコントラストが映え、大山環状道路随一と言われる絶景を生み出す最高の展望台となる
車旅を楽しくさせるドライブウェイからの眺望、撮影スポット21選
車旅には道草ができる旅の自由さがある。初めての場所なら、目にするものすべてが新鮮に映る。知らない道を走ればそれだけでドライブの楽しみが増す。

現代まで引き継がれてきた焼き物、日本の有名無名な陶磁器100選
日本の焼き物について調べてみたところ160種類以上もの陶磁器が存在することが分かった。中には現存せず名前だけが残っている。現存する100種類の陶磁器の中には有名なものとそうでないものが同居するが、皆、歴史がある。

【梅雨期風物詩】お勧めの紫陽花寺とあじさい園
湿度の高い梅雨の季節にあって紫陽花(アジサイ)は清涼剤のような存在と言えるかも知れない。紫陽花を観たいがために梅雨の時期を待ちわびるのだから。

浦島太郎伝説が残る地の絶景花畑・フラワーパーク浦島での虞美人草
香川県の荘内半島には浦島太郎伝説にかかわる地名が多く残こされている。その浦島太郎伝説の地に「フラワーパーク浦島」がある。その花の公園の魅力を紹介する。

「神秘の森の巨人たち」に出会う旅に出よう!日本有数の巨樹4選
樹齢1000年以上と言われる「和池の大カツラ」に最初に接した際、私は言葉を発することができないほどの感動を覚えたのを今でも鮮明に記憶している。

「御神木」と呼ばれる巨樹の種類と樹齢を調べてみて驚いたこと
神木は、神が依りつくとして神聖視される樹木のこと。神の表徴とみなしたり、樹木に神霊が宿ると考え、畏怖し、神聖視してきた。神木になる木には、スギ、クスノキ、イチョウなどが多いが、それ以外の種類も多く、実に驚く。

絶景とスリルが同時に体験できる!お勧めの吊橋観光スポット
世の中には絶景とスリルを求めて吊橋が好きだという人が多いようだ。高い所が苦手な私のような者にとって吊橋は恐怖のスポット以外の何物でもない。長居はしたくない。

人気の観光スポットとなった、絶景とスリルが共存する断崖絶壁
断崖絶壁が観光資源になっている場所も少なくない。確かに断崖絶壁は迫力満点の絶景をみせてくれる。観光客数の多さから世の中には断崖絶壁が好きな人が多いのではないかと思う。高い所が苦手な私は遠慮したい。

トロッコ列車から車窓風景を撮る!雄大な釧路湿原と急峻な黒部渓谷
釧路湿原は多くの野生生物の貴重な生息地となっているようだ。展望台から眺めるコッタロ湿原の風景を私は大変気に入っている。

古城跡の城郭構造から分かる日本の名城、魅力的な現存天守と復元天守
曲輪(堀や土塁・石垣で区画された平場)の配置から城郭(天守や二の丸、櫓門など)構造を知ると天守のない城跡でも魅力的に感じる。勿論、天守が残っている城には魅力を感じる。絵になるので。

ある年の花火鳥【秋バージョン】
淡路島で花を満喫!灘黒岩水仙郷・あわじ花さじき・国営明石海峡公園
瀬戸内海の温暖な気候で様々な花が咲く淡路島へは、世界最長の吊り橋・明石海峡大橋を渡れば、すぐに行ける。淡路島の花の名所で四季を感じてみてどうですか?

日本三名橋・アーチ型橋の造形美、眼鏡橋【長崎】と錦帯橋【岩国】
眼鏡橋(長崎県)と錦帯橋(山口県)は、日本橋(東京都)と共に日本三名橋に数えられている。アーチ型橋の造形美は長く見ていても飽きがこない。意図せずに同じ写真を何枚も撮ってしまう。

観光地で役立つ観天望気の知識、空の雲の動きで天候の急変を予知!
私は学生時代にワンダーフォーゲル部で登山をしていた。山の天気は変わりやすいので観天望気の方法を学んだ。その知識と経験が旅先の観光地でも役に立っている。好天の日には、観天望気でなく、雲を眺めるだけでも楽しい。

【お勧めの史跡探訪】松下村塾 ~ 吉田松陰と幕末の志士たち
吉田松陰は、松下村塾の掛け軸に「知行合一」の書を掲げていたと伝わる。『知識は身につけるだけでは不十分で、行動に移すことで初めて意味を為す』と説く。『知識は実践してこそ役に立つ』という教えを肝に銘じたい。

日本の急峻な渓谷と清流がもたらす渓谷美、お勧め撮影スポット6選
昔々、猿が飛び越えたことから「猿飛」と命名されたとの由来がある渓谷・猿飛峡と猿飛千壺峡をはじめ、日本有数の渓谷美を紹介する。

【中世の瀬戸内海を制した海賊衆】村上水軍の栄華と衰退
村上水軍は、日本中世の瀬戸内海で活動した海賊衆のことである。水軍という名称は当時は存在せず、後の研究者によって名付けられたものである。芸予諸島の海峡を関所に見立て通航料を徴収したりしたが、平時には漁業にも従事したという。

平家の落人伝説が残る平家の隠れ里(秘境)を訪ねる、歴史ロマンの旅
平家の落人伝説は全国各地に残っているが、なかでも祖谷(徳島県三好市)は、日本有数の質と量を誇っているという。それは源氏との決戦の場となった屋島や壇ノ浦から比較的近いことに加え、この地が秘境であったからであろう。

【絶景とスリルが共存する展望台】余部鉄橋「空の駅」展望台
余部鉄橋【あまるべてっきょう】「空の駅」は、兵庫県香美町香住区余部に位置する鉄橋展望台のことである。地上からの高さは41 mもあるので私には十分な恐怖感を与える。通常、専用のエレベーター施設(余部クリスタルタワー)を利用するが、徒歩でも行ける。

森林浴をしよう!】神戸市立森林植物園【兵庫県】
神戸市立森林植物園は、神戸市内からもすぐに行ける六甲山にある。神戸市立森林植物園では多種多様な植物がゾーンに分かれて植栽されており四季を通じて散策を楽しめる。近場で森林浴をするのにぴったりな場所である。

【日本のウイスキー発祥の里】北海道・ニッカウヰスキー余市蒸溜所
「日本のウイスキーの父」と呼ばれる竹鶴政孝氏は、「日本で本物のウイスキーをつくりたい」との夢と情熱をもって、本物へのこだわりを追求し、自身のウイスキーづくりの理想郷を求めて辿り着いた場所が北海道余市であった。

世界的有名な観光地によく似た日本の観光地、イチオシ撮影スポット5選
世界的に有名な観光地に似た場所が日本にも存在するようで、いつしかそこも観光地になっている。そんな観光地のいくつかを私が撮影した写真で紹介したい。


石灰岩が造るカルスト地形と鍾乳洞を撮影する!観光スポット6選
カルスト地形は、石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成された大地が雨水や地下水などによって侵食されてできた地形である。そのため場所ごとにユニークな景色をみせてくれる。それが楽しい。
鍾乳洞の中はまさに奇岩・奇石の宝庫である。どの鍾乳洞にも特徴的な「造形物」が存在し、もっともらしい名前が付けられていて楽しい。地下の美術館と呼びたい。

【お勧めの磨崖仏】熊野磨崖仏、臼杵磨崖仏と奇絶峡磨崖仏
磨崖仏【まがいぶつ】は、石仏の一種で、自然の岩壁、露岩や転石に造立された仏像のことである。何故、その場所にこれほどに見事な仏像が彫られたのか謎が多いのも磨崖仏の魅力となっている。

【後世に残したい日本らしい風景】棚田・水車・合掌集落の田園風景
私のような昭和生まれ世代には当たり前の風景が知らないうちに姿を消している。日本らしい風景はそれだけで観光スポットとなっているが、それは希少価値というものであって、哀しい思いがある。

【写真撮影のマジック】高所恐怖のベタ踏み坂(江島大橋)
島根県松江市の江島から鳥取県境港市方面に向かうには、通称「ベタ踏み坂」と呼ばれる江島大橋を渡らなければならない。写真でこの橋のことを知ったときには私はココには行くまいと決意したものだ。しかし、妻に誘われて・・・

根上がり松は根の力で浮いている巨樹
クロマツ、アカマツ、ゴヨウマツなどの品種、役割、松くい虫被害状況
マツ(松)は、日本風の庭には欠かせない庭木である。その丈夫さから防風林や防砂林として海岸に植えられてきた。そして風光明媚な海岸をつくってきた。一方、松くい虫の被害で名木と称されてきた松が枯れている現状がある。

【森林限界を越えた植物】高山植物に六甲高山植物園で会おう
通常、高山植物を観るには高山、それも「お花畑」のある山に登らなければならない。しかし、六甲高山植物園に行けば登山をせずに高山植物を観ることができる。体力が衰えて登山ができない身にとっては有難い植物園である。

六甲山に自生する【ツツジ】と作庭に不可欠な【サツキツツジ】の魅力
ツツジとサツキツツジは、共にツツジ科ツツジ属の植物である。しかしながら、サツキツツジの方がツツジに比べて樹高が小ぶりで、葉も小さいので庭木としてより多くの庭園で重宝されている。

彼岸花/曼殊沙華が似合う佛隆寺、葛城古道と飛鳥/明日香の田園風景
秋の風物詩とも言えるヒガンバナ(彼岸花/曼珠沙華)が咲き誇る風景写真を撮影して来た。撮影日は2022年9月21日である。

高原のそよ風になびくススキの穂、ススキ群生地の観光名所6選
ススキの穂は、実に魅力的な被写体であることに今頃になって気付いた。陽光の当たり具合で表情を変える。また風に吹かれて踊る。

愛用すると分かる信楽焼製植木鉢の実用性とデザイン性を兼ねた魅力
信楽ブルーと呼ばれる信楽焼の海鼠釉【なまこゆう】の植木鉢は、そのデザインと色合いを私は好きである。丈夫で花木を育てやすいというな実用性も兼ね備えているので私は好んでこの植木鉢を愛用している。私のガーデニングには必須のアイテムである。


