はじめに
アジサイ(紫陽花)は、アジサイ科アジサイ属の落葉低木の一種である。狭義のアジサイ(ホンアジサイ)は、日本に自生するガクアジサイ (原種)から改良した園芸品種である。
6~7月にかけて開花し、白、青、紫または赤色の萼(がく)が大きく発達した装飾花をもつ。
日本、ヨーロッパ、アメリカなどで観賞用に広く栽培され、多くの品種が作り出されている。
原産地は日本で、ヨーロッパで品種改良されたものはセイヨウアジサイと呼ばれる。
多くは寺院などで栽培されている。(引用:ウィキペディア)
<目次> はじめに 柳谷観音 立願山楊谷寺【京都府】 西山善峯寺【京都府】 神戸市立森林植物園のあじさい園【兵庫県】 |
柳谷観音 立願山楊谷寺【京都府】
楊谷寺【ようこくじ】(京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷)は、清水寺開祖の延鎮によって806年に開山されたという。
弘法大師ゆかりの霊水「独鈷水」は眼病に霊験あらたかと伝えられている。
御本尊の十一面千手千眼観世音菩薩をお祀りし、柳谷観音【やなぎだにかんのん】とも呼ばれ、親しまれている。
楊谷寺は、善峯寺、光明寺と共に京都・西山三山の一つで、近年は紫陽花寺としても知られる。
例年6月に開催される「あじさい祭」でにぎわう。
西山善峯寺【京都府】
善峯寺【よしみねでら】(京都市西京区大原野小塩町)は、平安中期の1029年に源算上人により開かれたと伝わる。
西国三十三所観音霊場の第二十番札所で、御本尊は十一面千手観世音菩薩である。
境内の回遊式庭園では四季折々の花が楽しめ、6月には紫陽花も観ることができる。
善峯寺は、天然記念物に指定されている「遊龍の松」で有名。
神戸市立森林植物園のあじさい園
【兵庫県】
神戸市立森林植物園(神戸市北区山田町上谷上字長尾)は、六甲山系の摩耶山の西、再度山の北に位置する、総面積が142.6 haの広大な植物園である。
六甲山の自然を最大限に活用し、生きた植物本来の姿を樹林として見ることができる。
あじさい園には六甲山の幻の花といわれたシチダンカをはじめ25種350品種のアジサイ(紫陽花)約5万株も植栽されているという。国内有数のアジサイの名所といわれる所以である。
25種350品種のアジサイがあるだけにきりがない。アジサイがこんなにも個性豊かだとは知らなかった。
アジサイに興味をもつことができたのは神戸市立森林植物園のあじさい園のおかげである。
神戸市立森林植物園の園内には、約1,200種(うち約500種は外国産)もの木本植物が、北アメリカ産樹林区、ヨーロッパ産樹林区、アジア産樹林区、日本産樹林区(北日本区・照葉樹林区・日本針葉樹林区)といった原産地別に、ゾーンに分かれて自然に近い形で植栽されている。
【参考資料】
柳谷観音 立願山楊谷寺【公式サイト】 |
善峯寺【公式サイト】 |
神戸市立森林植物園【公式サイト】 |
神戸市:神戸市立森林植物園【公式サイト】 |