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初心者が趣味として写真撮影を始める際に役立つ知識と技術

はじめに

私たちは、美しい景色を見たときには思わず感動してしまう。そしてその感動を忘れないようにするため、あるいは家族や友人にも見せたいと思って写真を撮ることがある。スマートフォンのカメラの性能が向上した現代ではよく見かける光景である。

しかしながら、帰宅後にその撮った写真を見てもその時と同じように感動することは少ないと思う。それは私たちが景色を見るとき、その時の空気感や背景、匂い、気温、その場所に辿り着くまでの苦労など(特に登山など)のいろんな要因が相まって、私たちに感動の景色を見せているのである。つまりは、私たちの脳が対象物をより美しく感動的に感じさせているのである。

デジタル一眼レフカメラで撮影した場合も同じである。一眼レフだからといってスマートフォンで撮影したもの以上に感動できるような写真が簡単に撮れるわけではない。カメラのファインダーに入った四角い枠に切り取られた景色(つまり写真)だけを帰宅後に見せられて、その写真からは実際に見たときと同じ感動が得られないのは当然と言えば当然である。

しかしながら、同じ景色でもプロのフォトグラファーが撮影した写真をみると非常に綺麗で、感動的なものになる。それは、勿論、プロならではのセンスの違いや撮影から編集まで良い機材を使っているなどプロとアマチュアの歴然とした差が要因であるとは思う。しかし、プロとアマチュアの差の大きな原因は、撮影した写真の構図にあると思う。なぜなら、最近はアマチュア写真家が使用するデジタルカメラの性能も格段に向上しており、ほとんど現像技術を駆使しなくても写真の画質自体には大差がないように思うからである。つまりは、アマチュア写真家もプロのような構図を真似ることによって写真撮影技術を向上させられるのではないかということである。

かつてプロとアマの技術力の差に格段にあり、壁があったように思う。しかし、現在はカメラなど機材の性能がアマの技量の無さをカバーしてくれる時代となり、プロとアマの境界線は曖昧となっている。プロとアマの違いは、写真のうまさや機材の良さではなく、プロ意識や撮影の目的、そしてプロとして経験値の違いと言える時代になっている。

だから何が言いたいかというと、アマチュア写真家にもプロのような写真が撮れるチャンスが到来しているということである。但し、だからと言ってプロのフォトグラファーように直ちにビジネスに結び付くわけではない。あくまでも趣味の範囲の話である。

カメラのファインダーの中、四角い枠に切り取られた写真だけで美しさや感動が得られるようにしたい。そのためには、常に構図を考えながら撮影することが肝要であることを今更ながら気づいたわけである。それも汎用品のデジタル一眼レフカメラの性能が向上してくれた時代の恩恵と言えるかも知れない。

目次
はじめに
機材を理解する
カメラの種類と選び方
カメラの設定と操作
撮影モード
シャッタースピードの設定方法
絞り(F値)の設定方法
レンズの種類と使い方
写真撮影の基本を極める
写真の構図とは
主被写体が明確に分かる構図
無駄なものが詰め込まれていない構図
試行錯誤の後に到達した構図
基本的な構図の種類
日の丸構図
三分割構図
シンメトリー構図
対角線構図
応用的な構図の種類
額縁構図
三角構図
放射線構図
アルファベット構図
サンドイッチ構図
トンネル構図
カメラアングルと写真表現
カメラポジションと写真表現
光の使い方
撮影技術を向上させる方法
現像と加工
デジタル写真の現像とは
自分の好みの写真を探す方法
あとがき

機材を理解する

当たり前のことであるが、写真を撮るためにはカメラが必要である。自分に適したカメラとしてはどんな種類のものが良いかと熟考した上でカメラを購入することが肝要である。カメラにもピンキリがあり、自分が欲しいと思うカメラは結構、高価である場合が多いので購入の際には大いに悩むっものである。でもその葛藤も含めてシニア世代は楽しむことにしよう。

さて、念願のカメラを購入したら、自分のカメラのすべての機能を理解し、手動で設定を調整できるようになること(カメラ設定)が必要である。

カメラ設定が理解できたなら、次は使用するレンズの特徴と使いどころを理解し、状況に応じて最適なレンズを選ぶ必要がある。

前置きはこれくらいにして、早速、カメラの種類と選び方から話を始めて、レンズの種類と使い方までを説明していくことにしたい。せっかちな方は、次章の「基本を極める」から読み始めて頂いても一向に構わない。


カメラの種類と選び方

デジタルカメラの種類には、一眼レフ、ミラーレス、コンパクトデジタル、スマートフォンなど様々な種類がある。自分の撮りたい被写体や予算、好みに合わせてカメラを選ぶことが大切である。

まずは自分に合ったカメラを選ぶところからスタート!

  • コンパクトデジタルカメラ
    • 軽くて扱いやすい
    • スマホよりも一歩進んだ撮影可能
  • ミラーレス一眼
    • レンズ交換が可能
    • 軽量ながら本格的な写真が撮れる
  • 一眼レフ(DSLR)
    • 高画質でプロも使うタイプ
    • 重さはあるが、表現力は抜群!

写真を撮るだけならコンパクトカメラでもスマートフォンでも構わない。コンパクトカメラやスマートフォンは小型で軽量であり、何処にでも持ち運びができる優れモノである。最新のスマートフォンの画質には目を見張るような性能の高いものもある。したがって、高価なフルサイズミラーレス一眼カメラを購入する必要もないかも知れない。

しかしながら、フルサイズミラーレス一眼カメラを一台所有するだけでカメラ自体にも興味が持てる上に、趣味として写真撮影をしている気分というか高揚感が全く異なってくるから不思議である。それに何より目的に合わせてレンズを交換して使用できることが魅力的である。

初心者には、ミラーレス一眼がバランスがよいのでおすすめである。予算があれば、是非、フルサイズミラーレス一眼カメラの購入も検討してみて頂きたい。

このような理由から、本稿ではフルサイズミラーレス一眼カメラを用いての撮影を中心に記していきたい。


カメラの設定と操作

カメラの設定には、シャッター速度絞りISO感度などの基本的な設定がある。これらの設定を理解し、自分の意図した写真を撮るために操作することができるようになることが必要である。

シャッター速度絞りISO感度の設定は、写真の露出(明るさ)を調整するための3つの要素で、「露出の三つ巴」と呼ばれることがある。これらのバランスをうまく取ることで、理想的な露出の写真を撮影することができる。

  1. シャッター速度
    • カメラのシャッターが開いている時間を指す
    • 動きのある被写体には速く、光をたっぷり取り込みたいなら遅く
    • シャッター速度が速いと、一瞬の動きもブレずに捉えられる
    • シャッター速度が遅いと、動きのある被写体がブレてしまう
  1. 絞りF値
    • レンズの開口部の大きさを調節することで、光の量と被写界深度(ピントの合う範囲)を制御する
    • 背景をぼかしたいなら小さく、全体をくっきり写したいなら大きく
    • F値が小さいと開口部が大きくて多くの光を取り込める
      • 被写界深度が浅くなり、背景をぼかすことができる
    • F値が大きいと開口部が小さく少ない光しか取り込めない
      • 写真は全体的にシャープになる
  1. ISO感度
    • カメラのセンサーが光をどれだけ感じ取るかを表す
    • 暗い場所では高めに、明るい場所では低めに設定
    • ISO感度が高いと、センサーはより敏感になる
      • 暗い状況でも明るい写真を撮ることができる
    • ISO感度が高すぎると写真にノイズ(粒子状の乱れ)を発生しやすい

これらの設定を理解し、実際にカメラで撮影を試してみることをお勧めする。それぞれの設定が写真にどのような影響を与えるかを理解できるようになれば、より良い写真を撮ることができるようになる。

写真からノイズ(粒子状の乱れ)を減らす一般的な方法には次のような方法が知られている。

  • ISO感度を下げる
    • ノイズを減らすことができるが写真が暗くなるため、シャッタースピードや絞り(F値)を調整する必要がある
  • RAW形式で撮影する
    • RAW形式で撮影すると、画像処理ソフトウェアで詳細な調整が可能になる
    • ノイズを抑制しながら画像の明るさを調整できる
  • ノイズリダクションソフトウェアを使用する
    • 画像処理技術で写真のノイズを軽減する方法である
    • Adobe Photoshopでは「フィルター」→「ノイズ」→「ノイズ軽減」という機能を使うことでノイズを低減できる

ノイズの発生はカメラの性能にも大きく影響されるため、自分のカメラでどの程度のISO感度まで許容できるかを確認することも重要である。それぞれの設定が写真にどのような影響を与えるかを理解することで、より良い写真を撮ることができるようになるはずである。


撮影モード

カメラの撮影モードは多岐にわたり、撮影するシーンや被写体によって最適なモードが変わる。いくつかの撮影モードを下記に紹介する。

  1. プログラムオート(P)モード
    • カメラが自動で適切なシャッタースピードと絞り値を設定してくれるので、とっさに撮りたい時に便利
    • 最新のカメラは優れモノで、大抵はPモードでこと足りる
  2. 絞り優先(A)モード
    • ユーザーが絞り値(F値)を設定し、カメラが適切なシャッタースピードを自動設定する
    • 背景をぼかしたい、あるいは画面全体にピントを合わせたい時におすすめ
  3. シャッタースピード優先(S)モード
    • ユーザーがシャッタースピードを設定し、カメラが適切な絞り値を自動で設定する
    • 動きの速い被写体をブレずに撮影したいときにおすすめ
  4. マニュアル (M)モード
    • ユーザーがシャッタースピードと絞り値を自分で設定
    • すべてを自分でコントロールしたいときに使用

これらのモードは、カメラのメーカーやモデルにより異なる場合がある。それぞれの撮影モードを理解し、自分の撮影スタイルやシーンに合わせて適切に選ぶようにする。


シャッター速度の設定方法

シャッタースピードの一般的な設定方法は下記の通りである。

  1. カメラの電源を入れる
    • カメラの電源ボタンを押して、電源を入れる
  2. モードダイヤルをシャッタースピード優先にする
    • シャッタースピード優先(通常は「S」)にする
  3. シャッタースピードを設定する
    • シャッタースピードを選び、ダイヤルを回して設定する
    • シャッタースピードの単位は「秒」
    • 1秒より時間をかけてシャッターを切りたい場合は30秒
    • 1秒より速く切りたい場合は何分の1(1/1000)にする
  4. 確認する
    • シャッターボタンを押してシャッター音を耳で聞き、設定したシャッタースピードが適切かを確認する

これらの手順を踏むことで、シャッタースピードを設定することができる。但し、シャッタースピードを変更すると、写真の明るさが変わるため、絞りやISO感度も調整する必要がある。撮影の目的や状況に応じて、適切なシャッタースピードを設定する。


絞りF値)の設定方法

絞りとは、カメラのレンズから入る光の量を調整する部分である。具体的には、カメラのレンズの中にある、黒い板でできた部品が絞りである。絞りは、写真の露出(明るさ)を調整するための重要な要素で、絞りを操作すると「写真の明るさ」と「ピントが合う範囲」が変わる。

絞りの値は「F値」で表され、F値が小さいほどレンズは明るく、多くの光を取り込むことができる。また、被写界深度(ピントが合う範囲)が浅くなり、背景がぼかされる。逆に、F値が大きいと、開口部が小さく、少ない光しか取り込まないため、写真は全体的にシャープになる。

絞りをうまく使うことで、被写体と背景のボケ具合をコントロールしたり、暗い場所でも明るい写真を撮ったりすることができるようになる。

絞り(F値)の設定方法は以下の通りである。

  1. カメラの電源を入れる
    • カメラの電源ボタンを押して、電源を入れる
  2. モードダイヤルを絞り優先にする
    • 絞り優先(通常は「A」)にする
  3. 絞り値を設定する
    • 絞り値(F値)を選び、ダイヤルを回して設定する
    • 絞り値は「F値」で表される
    • F値が小さいほどレンズは明るく、多くの光を取り込める
      • 被写界深度が浅くなり、背景がぼかされる
    • F値が大きいと開口部が小さく少ない光しか取り込めない
      • 写真は全体的にシャープになる
  4. 確認する
    • シャッターボタンを押して写真を撮り、設定した絞り値が適切か確認する

これらの手順を踏むことで、絞りを設定することができる。但し、絞りを変更すると、写真の明るさが変わるため、シャッタースピードやISO感度も調整する必要がある。撮影の目的や状況に応じて、適切な絞りを設定する。


レンズの種類と使い方

カメラのレンズは、焦点距離や明るさなどによって特徴が異なる。レンズの種類によって、写真の見え方や雰囲気が変わるので写真撮影にとってレンズは非常に重要なものである。

自分の撮りたい写真に合ったレンズを選び、効果的に使うことができるようになれば、一人前と言えるかも知れない。それくらいレンズの選択は重要である。

レンズの選び方は、一般的には下記の要素を考慮することで決定する。

  • 撮影するシーンや被写体
    • 何を撮影するかによって、適切なレンズは変わる
      • 風景写真には広角レンズ
      • ポートレートには中望遠レンズ
      • 野鳥撮影には超望遠レンズ
  • レンズの焦点距離
    • 被写体との距離や写真に写る範囲(画角)を決定する
    • 広角レンズ(焦点距離が短い)は広い範囲を撮影できる
    • 望遠レンズ(焦点距離が長い)は遠方の被写体を大きく写すことができる
  • ズームレンズ or 単焦点レンズ
    • ズームレンズ
      • 焦点距離を変えることができる
      • 一本のレンズで様々なシーンを撮影できる
    • 単焦点レンズ
      • 焦点距離が固定されているが、画質が良い
      • F値が小さいため、背景をぼかした撮影が可能
  • レンズの明るさ(F値)
    • レンズの明るさはF値で示される
    • F値が小さいほど、レンズは明るい
    • F値が小さいレンズは、暗い場所での撮影や速いシャッタースピードでの撮影に適している
  • カメラのマウント
    • レンズをカメラに取り付けるためには、カメラのマウントとレンズのマウントが一致している必要がある
  • 予算
    • レンズの価格帯は広いため、予算も重要な選択基準

上記のような要素を勘案して、自分の撮影スタイルやニーズに最適なレンズを選ぶと良い。

最初に購入すべきレンズは、広角から中望遠をカバーするズームレンズが良いと思う。この一本のズームレンズで大半のシーンでの写真撮影が可能である。レンズを何本も持ち歩くのは重いし、機動性に欠ける。特に、旅行先で使用するつもりならズームレンズがお薦めである。


写真撮影の基本を極める

写真は、構図で決まる! 構図は、カメラの位置や角度、被写体の配置などによって決まる。構図は、写真の印象やメッセージを伝えるために重要な要素であると理解しよう。

三分割法や黄金比、対角線法などの基本的な構図のルールを学び、自分の表現したいことを写真にすることが必要である。これらのルールを学べば、被写体をどの位置に配置するかが如何に重要であるが理解できるはずである。

構図が決まれば、次は露出である。シャッタースピード、絞り、ISO感度の関係を理解し、状況に応じて適切に露出を設定する。

しかしながら、最近のデジタルカメラは優秀で、これらを全てオート(自動)でやってくれるものがあるので、私たちは構図を決めてシャッターを押すだけで良い場合が多い。下手にマニュアルモードにして手動で設定したものより出来栄えが良かったりするから驚きである。実に、シニア世代に優しい、便利な時代になったものである。

だから何が言いたいかというと、このような優秀なカメラであれば、構図だけ自分で決めて、シャッターを押すだけで良い。出来栄えはカメラ本体の性能に任せよう! 写真初心者はこれで十分である。そして、十分に写真撮影に慣れてきたり、露出の違いによる写真の出来映えに関心を持つようになったら露出補正を手動で行えば良い。そして最新カメラのオートモードの優秀さを実感することだろう。そしてAI技術がカメラの世界にも進出していることに驚愕することだろう。


写真の構図とは

写真の構図とは、写真を構成する被写体の配置やバランスを指す用語である。

構図は、私たちが写真を見たときに感じる印象を大きく左右する重要なポイントである。だから写真のメッセージを強調し、視覚的な興味を引く写真を撮影するための重要なエレメントとなる。

カメラのシャッターを切る前に決めなければならない構図は、見る人の心を捉える、否、まずは自分自身の心が踊るような魅力的な構図でなければならない。自分自身が感動しない写真に、他人が感動するはずがない。

写真の構図についての基本的な考え方は次の三つに要約できるのではないかと思っている。

  • メインとなる被写体が明確に分かる構図である
  • 無駄なものが詰め込まれていない構図である
  • 試行錯誤の果てに到達した構図である

主被写体が明確になっている構図

写真として優れた構図は、メインの被写体がどれであるかがすぐにはっきりと分かる写真であると思う。

写真を見たときに、この写真で何を伝えたいのか分からないような写真はボツであると断言できる。

私は、構図を決める際には、被写体を含めた撮影する範囲(画角)をどこにするかを悩みながら(実はそれが楽しい)、構図とアングルを探している。

ちなみに、アングルとは、被写体に対するカメラの角度を意味する用語で、水平(ノーマル)アングル、ハイアングルやローアングルがある。アングルによって、被写体の大きさや立体感、視線などを表現できる。


無駄なものを詰め込まない構図

芸術やアートの分野は「引き算の美学」で構成されていると言われている。私たちアマチュア写真家には、なかなか簡単にはアート的な写真は撮れないものではある。しかしながら、たとえ趣味の写真とは言えども、より良い写真は撮りたいものである。

魅力的な被写体が目の前にたくさんあると、どうしても写真の構図内にすべてを収めたくなるのが人情というものである。しかし、それはNGである。あれこれと詰め込んでは一枚の写真としてのまとまりが生まれない。全体的にごちゃごちゃした印象を与えてしまい、伝えたいメッセージがあいまいになってしまう。

重要なポイントは、メインの被写体とサブの被写体(引き立て役)を上手に使い分けることである。写真のメッセージに必要ではない被写体は、思い切って構図の外へ出すことが必要である。そうすることで、魅力的な構図へと近づけるはずである。


試行錯誤の後に到達した構図

初めて撮る被写体に対して、最初の一枚目からビシッと構図が決めることができれば苦労はしない(逆に楽しくない!)。

プロのフォトグラファーでも最初の一枚からビシッと構図を決めることはなかなかできないはずである。写真というのは何度も構図を練り直し、試行錯誤した果てに完成するものだと聞いたことがある。

かつて銀塩フィルムで写真を撮っていた時代には、アマチュア写真家でバシバシと写真を撮りまくっている浪費家の馬鹿(?)はあまり見かけなかったが、今はデジタルカメラで写真が撮れる時代である。気に入った構図が撮れるまで構図を変えながらシャッターを押し続けることができる。

勿論、自分の立ち位置を自由に移動できる場合に限られるが、撮影するシチュエーションを変えたり、カメラと被写体の位置を動かしたりすることで、構図を変化させることができる。

自分自身が満足できる構図が得られるまで、何度も配置を変えながら納得の構図を探してみることが大切である。言わば、それがアマチュア写真家の楽しみの一つでもある。試行錯誤の先に魅力的な構図が得られたときが、写真愛好家の醍醐味である。帰宅後に現像して、ガッカリすることも多いのも実情ではあるが、それも良しとしよう。


基本的な構図の種類

写真の構図は、被写体や撮影目的によって最適なものが異なる。一概にどの構図が最適とは言えないが、基本的な構図を知っておくと、写真の見栄えや表現力を高めることができるはずである。基本的な構図には、下記の4つの構図がある。

  • 日の丸構図
  • 三分割構図
  • シンメトリー構図
  • 対角線構図

日の丸構図

日の丸構図は、被写体を画面の中央に置く構図で、シンプルで力強い印象を与えることができる。

被写体を強調したいときに使える構図である。

日の丸構図は、とても簡単な構図で、被写体をど真ん中に置くだけでよいので、初心者でも使いやすい構図である。写真で伝えたい内容をすぐに理解してもらうことができる構図とも言える。

しかしながら、乱用すると、面白みのない写真ばかりになってしまうので注意が必要である。また、写真撮影に慣れてくると、自分自身でも飽きてくる構図である。少し恰好をつけて、初心者感を出したくない欲求のような出てくるからかも知れない。


三分割構図

三分割構図三分割法)は、画面を縦横に3分割し、計9分割し、それぞれの線が交わる交点(分割点)に被写体を配置する構図で、バランスのとれた写真になる。最も汎用性が高い構図である。

風景やポートレートなどに使える構図である。


シンメトリー構図

シンメトリー構図は、画面を左右または上下に二分割し、対称になるように撮る構図で、安定感や美しさを表現できる。

左右対称の建物や湖沼の水面に映る風景(反射)などに使える構図である。


対角線構図

対角線構図は、被写体を画面の対角線上に置く構図で、立体感や奥行きを表現できる。

細長いものや斜めになった被写体に使える構図である。


以上が、基本的な構図の一例である。構図は自由に工夫することができる。写真の構図は、自分の撮りたいイメージやメッセージに合わせて選ぶことが大切である。


応用的な構図の種類

基本となる4つの構図をおさえたら、これらの基本構図から派生した応用的な構図にもチャレンジしてみたい。応用的な構図には、下記の6つの構図がある。

  • 額縁構図
  • 三角構図
  • 放射線構図
  • アルファベット構図
  • サンドイッチ構図
  • トンネル構図

額縁構図

額縁構図は、被写体を窓枠や壁などで囲む構図で、被写体を引き立てたり、雰囲気を出したりできる。

風景や人物などに使える構図である。


三角構図

三角構図は、被写体が三角形に見えるようにする構図で、安定感や高さを表現できる。一般的に三角形はバランス(安定感)がある形状である。

塔(例:五重塔や三重塔など)や高い建物(例:ビル)などに使える構図である。放射線構図(後述)と同じように被写体が橋や道路などでも使える構図である。


放射線構図

放射線構図は、写真画面の中のある一点から放射状に広がる構図で、遠近感や躍動感を表現できる。

鉄道や道路あるいは橋などの直線や奥行きのある被写体に使える構図である。


アルファベット構図

アルファベット構図は、被写体がアルファベットの文字のように見える構図で、リズム感や滑らかさを表現できるとされている。特に「C字構図」や「S字構図」がよく使われる。

C字やS字などの曲線がある被写体に使える構図である。曲線が美しく見えたり、遠近感やなめらかさを表現する効果があるので、道路や丸みのある被写体の写真に用いるとよい構図である。

アルファベット構図は、写真に魅力や雰囲気を加えることができる構図である。私もアルファベット構図には挑戦してみたい。


サンドイッチ構図

サンドイッチ構図は、被写体を壁や木などで挟む構図で、被写体を強調したり、立体感や遠近感を出したりできる。風景や人物などに使える構図である。


トンネル構図

トンネル構図は、被写体の周りを囲うことで被写体を強調することができる構図である。つまりは、トンネルの中からトンネル外の風景を写すとその部分だけを強調することができることから名付けられた構図である。

被写体に視線を集めたり、奥行きや立体感を出したりできる構図であると共に、写真に魅力や雰囲気を加えることができる構図でもある。

勿論、トンネル以外でも実践することができる構図である。例えば、木の枝や草花などで被写体を囲むこともできるはずである。トンネル構図とは、見せたいもの(被写体)だけに焦点を置いて、その周りはボカしたり(消したり)する撮影方法と言えるだろう。


以上が、応用的な構図の一例である。もちろん、これら以外にも様々な構図があるだろうし、構図は自由に工夫することができるものである。繰り返しなるが、写真の構図は、被写体や撮影目的によって最適なものが異なる。

一概にどの構図が最適とは言えないが、基本的な構図やそれを応用した構図(紹介した計10種類の構図の知識)を知っておくだけでも写真の見栄えや表現力を高めることができるはずである。とにかく、写真の構図は、自分の撮りたいイメージやメッセージに合わせて選ぶことが大切である。

今回紹介した計10種類の構図は、多すぎて分からなくなるかも知れないが、ちょっと意識するだけでも写真の出来栄えが随分違ってくるし、自分の表現したい意図も伝わりやすくなるはずである。

写真は自分の思いがどれだけ表現できるかであるから、構図ありきではないのは当然である。しかし、基本的な構図をちょっとだけでも意識して撮影することから試してみてほしい。自分でも驚くくらいに今までとは違った新鮮な写真が撮れるはずである。


カメラアングルと写真表現

カメラアングルとは、被写体に対するカメラの角度を指す用語である。カメラアングルによって、写真の印象や表現力が変わるので写真撮影においては重要である。カメラアングルには、次のような種類がある。

  • ハイアングル
  • 水平アングル
  • ローアングル

ハイアングルは、被写体を上から見下ろすような角度で撮影する方法であり、客観的で落ち着いた感じの写真になる。

一方、水平アングルは、被写体とカメラが同じ高さにある角度で撮影する方法であり、バランスが取りやすく、臨場感がある写真となる。

最後に、ローアングルは、被写体を下から見上げるような角度で撮影する方法である。一般的に迫力や動きのある写真になる。

カメラアングルは、カメラの高さではなく、カメラの傾きによって決まる。

カメラの高さによって撮影する位置を変えることをカメラポジションという。カメラポジションには、ハイポジション、ローポジション、アイレベルなどがある。私たちは、通常、地上1.3m~1.7mくらいの眼の高さから事物を見ている。この高さからの撮影は日常見慣れたカメラポジション(アイレベル)で、表現も平凡になりがちである。

カメラアングルとカメラポジションを組み合わせることで、写真の構図に変化をつけることができる。

また、先述の構図とカメラアングルはそれぞれ独立した要素ではなく、相互に影響しあって写真のテーマや方向性を決める重要なものである。

同じ被写体でも、構図やカメラアングルを変えることで、写真の雰囲気やメッセージが大きく変わる。だから自分が撮りたい写真に合わせて、構図やカメラアングルを工夫することが大切であると言える。

写真撮影でちょっと意識することにより写真が見違えるようになる構図について紹介しました。いろいろありすぎてわからなくなるかもしれませんが、意識するだけで写真の出来栄えが随分違ってきますし、自分の表現したい意図も伝わりやすくなります。

写真は自分の思いがどれだけ表現できるかですから構図ありきではありません。
ですから基本的な構図をちょっとだけ意識して撮影することから試してみてください。


カメラポジションと写真表現

カメラアングルは、カメラの高さではなく、カメラの傾きによって決まるという話(先述)をしたが、カメラの高さによって撮影する位置を変えることをカメラポジションという。カメラポジションには、アイレベル、ローポジション、ハイポジションなどがある。

私たちは、通常、地上1.3~1.7 mくらいの眼の高さから事物を見ている。この高さからの撮影は日常見慣れたカメラポジション(アイレベル)で、表現も平凡になりがちである。

一方、カメラポジションを例えば地上20~50cmくらい(ローポジション)にして撮影すると人間の眼には珍しい光景を写真にすることができる。

また、ビルの屋上や高台などのような高い場所から被写体を撮影すれば、普段見慣れた被写体でも違った雰囲気で表現できる。

このようにカメラポジションをどこに置き、どのような視点から被写体を撮影するのかを考えることは、写真を表現する上でとても大切なことである。

さらにカメラアングルとカメラポジションを組み合わせることによって、写真の構図に変化をつけることができる。最初は頭が混乱して写真を撮るのが億劫になるかも知れないが、最初だけでも意識的に取り組んでいれば、経験を積むに従って無意識の内に被写体に向かい合うことができるようになる。それは私の経験から断言できるので、騙されたと思って取り組んでほしい。


光の使い方

自然光を活用する方法もある。朝や夕方の柔らかい光は、写真に温かみを与えてくれる。

写真撮影においては通常、逆光を避けることが多い。しかしながら、幻想的な雰囲気を出したいときには使える撮影テクニックの一つである。


撮影技術を向上させる方法

写真撮影技術を向上させる方法は一つではなく、人によって自分に適した方法が多くある。私が心がけている方法は、次の3点である。

  • 構図を意識して撮影する
  • 現像をしてみる
  • 好きなフォトグラファーの写真を研究する

構図を意識して撮影するというのは、写真にバランス、リズムや動きなどを与えることである。構図の基本を知っておくと、写真のレベルが上がり、写真を見る人に強い印象を与えることができるはずである。

現像をするというのは、撮影した写真をパソコンやスマホで編集することを指す。現像をすることで、色や明るさ、コントラストなどを調整して、写真の雰囲気や表現力を高めることができる。現像をすることで、自分の好みやイメージに合わせた写真に仕上げることができる。現像ソフトには Lightroom や Photoshop などがある。

好きなフォトグラファーの写真を研究する」というのは、自分が感動したり憧れたりする写真を見て、その写真の魅力やテクニックを分析することである。好きなフォトグラファーの写真を研究することで、自分の撮影スタイルや目標を見つけることができる。研究対象の写真は、インターネットや雑誌、写真集などで見ることができるはずである。

これらは私が取り組んでいる写真撮影技術を向上させる方法であるが、勿論、これら以外にもたくさんの方法があるはずである。写真撮影は楽しみながら続けることが大切である。自分にあった方法で写真撮影の上達をお互いに目指していきましょう。


現像と加工

写真は、撮影後に現像や加工をすることで、より綺麗に仕上げることができる。現像や加工には、パソコンにインストールしたソフトやスマートフォンのアプリなどがある。

現像や加工の方法や技術を学び、自分の好みやテーマに合わせて写真を調整することが必要であり、それが趣味としての写真撮影の醍醐味の一つにもなる。特に、ホタルの撮影画像を処理する際には必須の画像処理技術となるので学んでおいて損はないはずである。


デジタル写真の現像とは

デジタル一眼レフカメラで撮影すると、レンズを通して光のデータがセンサーに届き、そこからデジタル信号に変換される。このデジタル信号をそのまま保存したものがRAW【ロー】と呼ばれるファイル形式である。RAWはカメラが捉えた光の情報を、赤・緑・青(RGB)の三色に分解して保存している。

RAWから一枚の写真を作る作業をRAW現像と呼ぶ。RAW現像では、パソコンにインストールした現像ソフトを使って、写真の明るさや色味、鮮やかさなどを自分の好みに調整することができる。

RAW現像を始めるには、まずカメラの設定で保存形式をJPEGではなくRAWに変更します。次に、現像ソフトをパソコンにインストールします。

現像ソフトには、カメラメーカーの純正ソフトや有料のソフトなどがある。カメラメーカーの純正ソフトは無料で使えるので、初心者におすすめである。有料のソフトは機能が豊富で、本格的にRAW現像に取り組むならLightroomやPhotoshopなどがある。

こうしてRAWデータを現像ソフトを利用して調整加工後にJPEGデータに変換する作業を「RAW現像」と呼ぶ。

RAW現像は、自分で撮影した写真を綺麗に仕上げることができるスキルである。RAW現像のメリットは、写真の仕上がりを自由に変えられることである。したがって、一眼レフカメラの魅力を最大限に引き出すために、是非、チャレンジしましょう!

しかしながら、RAW現像のデメリットは、ファイルサイズが大きくなることや、現像ソフトを使う必要があって少々面倒くさいことである。多くの写真を撮れば撮るほど、面倒になる。そして結局のところ撮りっぱなしになってしまうことが多い。実は私がそうである。

そこで、私が実際にやっていることは、通常の写真撮影はJPEGと呼ばれるファイル形式で画像データをSDカードに保存することである。実際に実行するのは私ではなくカメラが自動的にやってくれる。

一般的に、デジカメで撮影するとレンズを通過した光はセンサーを介した後、カメラに搭載された画像エンジンが瞬時に自動処理を施し、その時々にあった条件で仕上げてJPEGデータに変換後SDカード等に保存してくれる。本当に便利な時代になったものである。

画像エンジンは各メーカーで味付けが違うが初心者が撮影してもそれなりの写真になるのは画像エンジンが瞬時に処理してくれているからである。私が現在の愛機・ソニーの一眼レフα7IIIに代えてからはもっぱらJPEGデータで保存するようになってしまった。本当はもったいない使い方なのであるが、旅先で撮る枚数が増えると現像するのが億劫になるし、ブログに載せるような写真であれば十分すぎるクオリティであるからだ。

このようにカメラの画像エンジン任せで保存するJPEGデータは便利な反面、変換時に画像サイズを縮小するために人間が感知できないような画像情報はそぎ落としまう。一度、JPEGで保存してしまうとRAWデータは失われ、二度と復元することはできない。そのため、JPEG形式で保存した画像データを後で調整を行おうとしても調整幅があまりないという状況になってしまう。それでも構わない場合は、JPEG形式で保存しても一向に困ることはない。

尚、コンパクトデジカメラや一眼レフで撮影したデータの保存形式は、デフォルトではJPEG形式になっている。スマートフォンで撮る写真もJPEG形式で保存されている。JPEGデータに変換されるとカメラの液晶画面や、パソコンやスマートフォンなどの液晶画面で写真画像を確認することができるようになる。

個人的見解ではあるが、フォトコンテストに応募するような写真でなければ、JPEG形式で保存すれば十分である。ファイルサイズをあまり気にせずに何千万枚でも保存できる。

ファイルサイズを気にせず、可能なかぎり多くの枚数を撮影して経験を積むことで、適切な構図の選び方を習得した方がよい。やがてフォトコンテストに応募するような写真を撮ることになった場合に、被写体をRAW形式で撮影し、RAW現像し、JPEG形式に変換して応募写真を完成させればよい。異論もあるかとは思うが、それが私たち趣味で気楽にやってるアマチュア写真家にとっての賢明な判断の一つだと私は思っている。

初心者は画像処理のためにパソコンに向かう時間を写真撮影により多くの時間を割き、構図の決め方を経験した方が良い。それが私の意見である。賛同して頂けるであろうか。


自分の好みの写真を探す方法

自分の好みの写真を探す方法の一つは、好きなフォトグラファーの写真を研究することである。好きなフォトグラファーの写真を研究することで、下記のようなメリットがある。

  • 写真の構図や色彩、光の使い方などの技術的な要素が学べる
  • 写真に込められた表現的な要素(メッセージや感情、テーマなど)を感じられる
  • 自分の好みの写真の特徴や傾向を見つけることができる

好きなフォトグラファーの写真を研究する方法には次のようなものがある。

  • SNSやWebサイトで好きなフォトグラファーの作品を探す
  • 好きな写真を選んで、何故その写真が好きなのか、何が魅力的な要素なのかを考えてみる
  • その写真の構図や色彩、光の使い方などの技術的な要素を自分の言葉で説明してみる
  • その写真の表現的な要素(メッセージやテーマなど)と自分の感想・感情を照らし合わせてみる
  • その写真と似たような写真を撮ってみたいと思うか、それとも違う写真を撮ってみたいと思うかを考えてみる

このようにして、好きなフォトグラファーの写真を研究することで、自分の好みの写真が何かを探すことができるはずである。

他にも、自分でたくさんの写真を撮ってみたり、様々なジャンルの写真に触れてみたりすることで、自分の好みの写真を探すことができるはずである。自分の好みを意識することは、自分の写真を作る上でとても大切なことである。是非、自分の好み探しも楽しみながら挑戦してみてほしい。


あとがき

私たちアマチュア写真家きどりの写真愛好家にとって、写真撮影技術の向上は当然、関心事項の一つとなる。

知識を得たら、あとは撮るだけ、実践あるのみである!

  • テーマを決めて撮影
    • 花、空、街並みなど、好きなものから始めよう
  • 失敗を恐れずに
    • 最初はうまくいかなくてもOK!
    • 撮るほどに上達する
  • SNSで共有
    • 撮った写真を誰かに見てもらうと、もっと楽しくなる!

写真撮影技術の向上には、できるだけ多くの写真を撮り、撮影の感覚を身につけることが肝要であると思う。つまり、撮影の習慣化である。写真撮影が習慣し、どこに行くにもカメラを持ち歩くようになれば、私たちの写真撮影の技術も自然と向上していくものである。

そして、自分の作品を他人に見てもらい、フィードバックを受け取ることで改善点が見つかることもある。私の知り合いにも地域の写真クラブに参加しているシニアは多い。

私のお薦めは、創造性を広げるためにいつもと違う角度や高さから撮影してみることである。異なる視点あるいは新しい視点を見つけることが重要であると考えている。

色調、光、シャドウを駆使して、新しい表現方法を試す実験も必要ではないかと思う。写真は芸術であるから、常識に囚われずに自由に撮影して良いと私は思う。公序良俗に反しない限りは、常識を破ってみることも撮影技術を磨く上では必要ではないだろうか。

率直に言って、私はそれほど熱心ではないが、継続的な学びのためにプロの写真家が教えるワークショップセミナーに参加する知り合いもいる。新しい技術や知識を得ようとするその姿勢に頭が下がる。

私はと言えば、せいぜい写真に関する書籍やオンラインチュートリアルを活用する程度である。それでも結構、役に立つと自分では思っている。自分に合ったスタイルでのんびりと写真技術を向上させていけば良い。

プロの写真家のように自分の作品で糧を稼ぐ必要がないので、未熟な作品を撮影したところで迷惑をかける顧客は誰もいない。全くもってストレスフリーであるのが趣味の写真撮影である。自分だけが評価し得る写真撮影技術の進歩、そのプロセス自体が、趣味の写真撮影の醍醐味である・・・と私は思うのだけれど、ご賛同頂けるであろうか。


【参考資料】
写真の道に進もうか悩んでいる人向けに、私が写真家になるまでの道のりを書いてみました。 | 問題解決型写真家西澤丞のウェブサイト | JOE NISHIZAWA PHOTOGRAPHS (joe-nishizawa.jp)
アマチュア写真家のウェブサイトを構築し、より多くのビジネスチャンスを手に入れましょう! – 独自のウェブサイトの構築 – Strikingly

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