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シニア世代の学習 視覚系脳を鍛える

絵が描けない人に朗報!理論に基づいた超イラスト練習法

はじめに

イラスト(illustration)は、物語や説明を視覚的に表現するための絵や図を指す用語である。例えば、絵本の中の絵や教材の図解などが挙げられる。イラストは言葉だけでは伝えにくい情報を視覚的に伝える手助けをしてくれる。

イラストは、主に説明や物語を視覚的に表現するために使われる。例えば、書籍や雑誌、広告、教材などで使われることが多い。そのため、イラストはシンプルで分かりやすく、具体的な情報を伝えることが求められることが多い。

絵を描くことや視覚的なアートは、心身の健康にとても良い影響を与える。楽しみながら脳トレができるのは素晴らしいことではないだろうか。

実は、私は自分のアイデアをイラストに描けるようになりたいと長らく思い描いてきた。しかし、「絵心がないから…」とあきらめてきた。ところが、 絵を描く力は“才能”ではなく“スキル”であることを知った。つまり、正しい方法で練習すれば、誰でも上達できるらしい!

本稿では、脳科学や教育理論に基づいたイラスト練習法を紹介したい。私のように初心者でも楽しく続けられて、確実に「描ける自分」に変わっていけるメソッドを、わかりやすく解説したいと思う。

目次
はじめに
絵が描けないと思うワケは?
描けるようになるため学習法
観察力を鍛える「見る練習」
脳をだます「分解と再構築」
反復練習で手に覚えさせる
楽しみながら続ける工夫
イラストのスタイル
描画テクニック
独学に役立つ参考書や教材
あとがき

絵が描けないと思うワケは?

私を含め多くの人が「絵が描けない」と思うのは、以下のような理由があるからだという:

  • 完璧を求めすぎてしまう
  • 他人と比べて落ち込む
  • 描き方の“型”を知らない
  • 練習方法がわからない

これらはすべて、正しいアプローチで乗り越えられる壁であるらしい!だから、絵を描けるようになるためのアプローチを一緒に学んでいきましょう。


描けるようになるため学習法

独学でイラストや挿し絵を描けるようになるためには、下記ようなステップを参考にすると良いとされる。


ステップ①:
観察力を鍛える「見る練習」

絵を描く力の土台は「観察力」。 まずは、形・バランス・陰影を意識して、身の回りのものをじっくり観察してみる。

おすすめ練習法

  • 輪郭トレース
    • 写真をなぞって形の取り方を学ぶ
  • 上下逆さ模写
    • 脳の“思い込み”を外して、正確に見る力を育てる
  • 基本を学ぶ
    • 基本的なデッサンや形の描き方、光と影の使い方を学ぶ
    • インターネットやYouTubeには無料のチュートリアルがある

ステップ②:
脳をだます「分解と再構築」

人の脳は“意味”を先に捉えようとするクセがある。 だからこそ、複雑なモチーフも「パーツ」に分けて考えるのがコツ!

たとえば

  • 顔 → 丸+線+楕円
  • 手 → 四角+円柱+三角形

こうすることで、描くハードルがぐっと下がる!


ステップ③:
反復練習で手に覚えさせる

脳科学では、繰り返しの練習が神経回路を強化することがわかっている。 つまり、描けば描くほど“描ける脳”に進化するということだ!

おすすめメニュー

  • 描くことに慣れるために、毎日少しずつでも練習する
    • 短時間スケッチ
    • 毎日5分のクロッキー
  • スケッチブックを持ち歩き、日常で見つけたものを描く
  • 同じモチーフを何度も描く反復模写
  • 描いた絵を見返して、改善点をメモ

ステップ④:
楽しみながら続ける工夫

上達のカギは「継続」。 そのためには、楽しさと達成感が大事!

  • 何よりも大切なのは、楽しむこと
  • 自分が描きたいものを描き、楽しみながら学ぶ
  • 推しキャラや好きな動物を題材に
  • 1週間ごとに「ビフォー・アフター」を比べてみる
  • NSで進捗をシェア
  • 友人やオンラインコミュニティで自分の作品を見てもらい、フィードバックをもらうことで成長できる
  • 他の人の意見を聞くことも大切

イラストのスタイル

他のアーティストの作品を研究

気に入ったイラストや挿し絵を見つけたら、それをよく観察して、どんな技法やスタイルが使われているかを学ぶ。

イラストにはさまざまなスタイルがある。それぞれが独自の魅力を持っていて、どんなものを描きたいかによって選ぶスタイルも変わってくる。代表的なスタイルには下記のようなものがある。

  1. リアリズム
    • 現実世界をそのまま描くスタイル
    • 細部まで緻密に表現するのが特徴
    • 写実的なポートレートや風景画などが含まれる
  2. アニメ・マンガスタイル
    • 日本のアニメやマンガの影響を受けたスタイル
    • 大きな目や誇張された表情が特徴的
    • キャラクターデザインにもよく使われる
  3. カートゥーンスタイル
    • シンプルでコミカルな表現が特徴のスタイル
    • キャラクターやシーンをユーモラスに描くのが得意
    • 西洋のアニメーションやコミックに多い
  4. デジタルアート
    • デジタルツールを使って描かれるスタイル
    • 鮮やかな色彩や滑らかなラインが特徴
    • 現代アーティストの多くが取り入れている
  5. ファンタジースタイル
    • 空想や神話の世界を描くスタイル
    • ドラゴンや妖精、魔法使いなど非現実的な要素を含む
    • 幻想的で豊かなイメージが楽しめる
  6. サイケデリックスタイル
    • 鮮やかな色彩と抽象的なデザインが特徴のスタイル
    • 視覚的に刺激的な作品が多い
    • 1960年代のサブカルチャーの影響を受けている
  7. ミニマリズム
    • シンプルで洗練された表現が特徴のスタイル
    • 限られた要素で最大の効果を生み出すことを目指す
    • 余計な装飾を排除し、本質的な部分を強調する

どのスタイルも独自の魅力があって、どれを選ぶかは私たちの好み次第である。いくつか試してみて、自分に合ったスタイルを見つけたい。


描画テクニック

スタイルには、そのスタイルにあった描画テクニックが必要になる。下記のような体表的な描画テクニックが知られている。

  1. デッサンの基本
    • 物の形を捉えるために、まずはデッサンの基本を学ぶ
    • 円柱や立方体などの基本形を描き、立体感を掴む練習
  2. クロスハッチング
    • 明暗を表現するために使う技法
    • 線を交差させて影を作る方法
    • 細かい線を重ねることで、立体感や質感を表現できる
  3. グラデーション
    • 色や明暗を滑らかに変化させる技法
    • 鉛筆やペンで描く場合は、筆圧を調整して濃淡をつける
  4. レイヤリング
    • 色や形を重ねて描く技法
    • デジタルイラストでは、異なるレイヤーを使って部分ごとに描くことで、修正や追加がしやすくなる
  5. フォーカルポイント
    • 絵の中で視点を引きつけたい部分を強調する
    • 明るい色や細かいディテールを使って、視線を誘導
  6. パースペクティブ(遠近法)
    • 奥行きや立体感を表現できる
    • 消失点や水平線を意識して描く
    • 現実感のある絵を描くことができる
  7. 参考資料の活用
    • リアルな描写を目指すなら、参考資料を活用
    • 写真や実物を見ながら描く
    • ディテールやプロポーションを正確に表現できる
  8. 参考書や教材を活用
    • 書籍やオンラインコースを利用して、より専門的な知識や技術を学ぶ
      • 「デジタルイラストの教科書」
      • 「マンガの描き方」など

これらのテクニックを活用して、練習してみたい。どんなスタイルや技法が自分に合っているか見つけるのはきっと楽しいことだろう。


独学に役立つ参考書や教材

独学に役立つ参考書や教材としては、下記のような書籍が推奨されている。私のようなイラストや挿し絵を学びたい初心者にとってきっとに役立つはずである。

  • 「イラスト解体新書」(マイナビ出版)
    • 初心者向けに分かりやすい
    • イラストの基本技法や構図を解説している
    • 初めての人でも取り組みやすい内容になっている
  • 「ヒロマサのお絵描き講座 顔の描き方編」(廣済堂出版)
    • 顔の描き方に特化したお絵描き講座
    • 初心者にも分かりやすい解説が特徴
  • 「モルフォ人体デッサン 新装コデックス版」(グラフィック社)
    • 人体の骨格や筋肉の構造を詳しく解説している
    • 人体描写の基礎を学びたい人におすすめ
  • 「ヴィジョン – ストーリーを伝える:色、光、構図」(ボーンデジタル)
    • 映像業界のプロが色や光、構図の基本要素について解説
    • 見るだけでも楽しめる内容
  • 「お絵描きチュートリアル」(マール社)
    • 人物のイラストの描き方を網羅した本
    • 人体の仕組みや衣服の描き方などが丁寧に説明

これらの書籍を参考にして練習を重ね、早く素敵なイラストが描けるようになりたいものである。


あとがき

絵画とイラストには大きなの違いがある。絵画は、主に芸術作品として描かれるもの多く、感情や美的価値を表現することが主な目的となっている。そのため、多様な技法やスタイルがあり、より自由な表現が可能である。抽象的な表現や感情の込められた作品も多い。

一方、イラストは、主に説明や物語を視覚的に表現するために使われる。例えば、書籍や雑誌、広告、教材などで使われることが多い。そのため、イラストはシンプルで分かりやすく、具体的な情報を伝えることが求められることが多い。

イラストと挿し絵は似ているけれど、微妙に違う点もある。イラストは一般的に絵や図を指し、広い意味で使われることが多い。だから説明や物語の視覚的表現として、さまざまなメディアで使われることが多い。

一方、挿し絵は、特定のテキストや物語に関連している絵のことを指す。例えば、本や雑誌の記事の中で、本文の内容を補完したり、視覚的に楽しむために使われる絵のことを挿し絵と呼ぶ。つまり、イラストは広い範囲をカバーするけれど、挿し絵は特に文章や物語に関連している絵を指す。

イラストと挿し絵は、どちらも魅力的なアートの形である。そして、イラストや挿し絵はシニア世代の脳トレにも役立つと言われている。その理由として、次のような効果が指摘されている。

  • 視覚的刺激
    • イラストや挿し絵を見たり、描いたりすることで視覚を刺激し、脳の活性化に繋がる
  • 創造力の向上
    • 自分でイラストを描くことで創造力が高まり、脳の柔軟性が向上する
  • 集中力の向上
    • 絵を描くことは集中力を養うのに効果的
    • 注意力や手先の器用さを向上させる
  • 感情の表現
    • 絵を描くことで感情を表現しやすくなる
    • ストレス解消にも役立つ
  • 記憶力の向上
    • 新しい技法を学ぶことで、記憶力や学習能力が高まる

絵が描けないから卒業!

「絵が描けない」は、ただの思い込み。 理論に基づいた練習法を取り入れれば、誰でも描けるようになる!

今日から、私たちも“描ける自分”への一歩を踏み出してみよう!


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