余部鉄橋「空の駅」
余部鉄橋【あまるべてっきょう】「空の駅」は、兵庫県香美町香住区余部に位置する鉄橋展望台のことある。
この「空の駅」は旧余部橋梁の西側の橋脚部分の一部を活用して建設された。「空の駅」は、JR西日本の山陰本線の餘部駅【あまるべえき】及び余部橋梁に隣接する。尚、橋梁とは単線鉄道橋のことである。
余部橋梁は、山陰本線の旧余部橋梁が老朽化により2010年に架け替えられたことに伴い、余部周辺の観光資源の整備の一環として、兵庫県が道の駅とともに整備を行い、2013年5月3日にオープンさせたものである。
新橋梁に切り替えたのち、旧余部橋梁のうち餘部駅側の橋脚3本だけが観光資源として残されることになったが、これが整備されて余部鉄橋「空の駅」となったわけである。
地上から「空の駅」(高さ:地上41 m)への移動はエレベーター施設(余部クリスタルタワー)を利用する。
空の駅は、全長は約68 m、幅は約3 mであり、先端からは往時の線路や枕木を残した軌道が眺められる。
また日本海と海辺の集落を望むこともできる。通路には真下が見える「のぞき窓」もある。
京都方面(東側)にトンネルがあり、幡生方面(西側)に餘部駅が存在する。そして餘部駅の裏山には展望所が設けられている。
展望所は、駅ホームより小高い位置にあるので、日本海を背景に余部橋梁が一望できる。絶好の撮影スポットにもなっている。
【参考資料】
余部鉄橋「空の駅」展望施設とエレベーター【公式サイト】 |
兵庫県/余部鉄橋「空の駅」【公式サイト】 |
余部鉄橋「空の駅」展望施設|香美町【公式サイト】 |
道の駅 あまるべ【公式サイト】 |