■ はじめに
3Dマトリックス(7777)は、長年にわたり赤字と資金調達リスクに悩まされてきたバイオベンチャーである。しかし、2025年以降は欧州での売上拡大、黒字化の兆し、そして2026年6月決算で期待される 「黒字化確定」 と 「疑義注記解消」 によって、企業としてのステージが大きく変わろうとしている。
私も「夢追い投資家」の一人として、この3Dマトリックス株を10年以上にわたって長期保有してきた。
本稿では、 2026年に想定される材料と、それが株価にどのようなインパクトを与えるのか を、投資家目線で徹底的に分析したいと思う。
■ 3Dマトリックスの現状(2026年3月時点)
● 欧州での売上が急拡大
止血材「PuraStat」は欧州での採用が進み、売上は四半期ベースで増加傾向である。
● 黒字化が視野に入る
2025年には四半期黒字化を達成。 2026年6月決算では 通期黒字化の確定が期待されている。
● 資金調達リスクの低下
売上増加と黒字化により、過去のような大量希薄化の懸念が後退している。
● 疑義注記の解消が最大の焦点
監査法人との協議が進んでおり、 2026年6月決算での解消が現実味を帯びている。
■ 2026年に発表が期待される主要材料
① 欧州「CEマーク変更申請」承認
PuraStat の適応拡大(粘膜創傷治癒用途)が審査中である。承認されれば、欧州での売上がさらに伸びる可能性が高いと期待されている。
株価へのインパクト(予測)
- 承認:800〜1,200円
- 審査継続:550〜700円
- 否認:400〜500円
② 英国POPS 論文・医師主導研究の進展
- 英国での臨床論文掲載
- 甲状腺手術後の出血に対する医師主導研究
これらは製品の科学的エビデンスを強化し、 中期的な評価見直しにつながる材料となる。
株価インパクト(予測)
- 600〜800円
③ 2026年6月決算:黒字化確定
最も重要なイベントである!
- 欧州売上の伸長
- 販売管理費の抑制
- 研究開発費の最適化
これらが揃えば、 通期黒字化が確定する可能性が高い。
株価インパクト(予測)
- 700〜1,000円
④ 2026年6月決算:疑義注記の解消
黒字化と並ぶ最大材料である!
疑義注記が解消されると、
- 倒産リスクの払拭
- 機関投資家の参入
- 海外投資家の評価改善
が一気に進む。
株価インパクト(予測)
- 900〜1,200円
- 黒字化と同時なら最強!
■ 2026年の材料と株価予想
- CEマーク承認
- 予想株価:800〜1,200円
- 黒字化確定
- 予想株価:700〜1,000円
- 疑義注記解消
- 予想株価:900〜1,200円
- POPS論文・医師主導研究
- 予想株価:600〜800円
■ 株価はどこまで上がるか
3Dマトリックスの株価はいったいどこまで上がるのか?
結論として、 2026年6月決算で「黒字化確定」+「疑義注記解消」が同時に出た場合、 株価は 900〜1,200円のゾーンに入る可能性が高い。
これは、
- 欧州売上の伸長
- 財務改善
- 倒産リスクの払拭
- 海外投資家の評価改善
が一気に進むためである。
■ 投資家としての出口戦略
3Dマトリックスは材料の強弱で株価が大きく動くため、 段階売り(分割売却) が最も合理的であろう。
● 売却ライン(例)
- 900円:1,500株売却
- 1000円:1,500株売却
- 1100円以上:残り売却
これは、 材料の強弱に応じて利益を確保しつつ、上値の余地も残す という最も合理的な戦略である。
■ あとがき
私も「夢追い投資家」の一人として、この3Dマトリックス株(4100株)を10年以上にわたって長期保有してきた。この期間は含み損をかかえたままであった。
ところが、3Dマトリックスは長年の赤字と資金調達リスクから脱却し、 2026年に大きな転換点を迎えようとしている。
- 黒字化
- 疑義注記解消
- 欧州での売上拡大
- 科学的エビデンスの強化
これらが揃えば、 株価は 900〜1,200円のゾーンに入る可能性が十分にある。
私たち「夢追い投資家」が長年追い続けてきた銘柄だからこそ、 この転換点を冷静に、そして希望を持って見守る価値がある。