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ガーデニング

ボケという名のバラ科の花木を庭に植栽しているがバラより棘が刺さる

ボケ(木瓜)

ボケ(木瓜)は、バラ科ボケ属の落葉低木である。ボケ属は、日本原産のクサボケ(Chaenomeles japonica)、中国のマボケ(C. cathayensis)とボケの3種に分類できるという。

 姫路城西御屋敷跡庭園・好古園(兵庫県姫路市)早春に咲くボケの花

果実がに似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」と呼ばれたものが「ぼけ」に転訛したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したとも言われている。(引用:ウィキペディア)

季節はずれに花を付けることがあるので「呆け」の花だと勝手に長らく思いこんでいた自分が恥ずかしい。

ボケ(木瓜)の花はウメ(梅)によく似ている

開花時期は3~4月で、葉が芽吹くよりも先に、朱色の5弁花を咲かせる。直径2.5~3.5 cmの花を短枝の脇に数個つける。

好古園ボケ

様々な品種があり、花色は淡紅、緋紅、白と紅の斑、白などがある。秋に結実する果実は直径は約3cmほどの楕円形をしている。果皮は黄色味を帯びて落果する。(引用:ウィキペディア)

好古園ボケ高根錦」か?

ボケは、庭木や盆栽、生け垣、切り花として観賞され、200を超える品種が栽培されているという。淀ボケや八重ボケなどが知られる他、数多くの園芸品種が存在する。素人の私には区別がつかない。

好古園ボケ緋の御旗」か?

自宅の庭にも1本だけボケを植栽しているが、花付きがよいのが特徴である。

ボケは、1月のまだ寒い冬の頃からポツポツと咲き始めて、春になると枝いっぱいに花をつける。

自宅のボケの花色はやや黄身を帯びた朱色(オレンジ色)で、八重咲きである。「世界一」というたいそうな名前がついている。

成長がとても早いので剪定が欠かせない。新梢や枝先につく棘は鋭いので、剪定時にいつも指先に棘が刺さって痛い思いをする。

バラ科の植物なのでよく毛虫がつく。スミチオン(農薬)などによる予防的消毒が必要不可欠である。


【参考資料】
姫路城西御屋敷跡庭園 好古園【公式サイト】
ボケとは-育て方図鑑|みんなの趣味の園芸NHK出版
庭木の剪定専門サイト