はじめに
私たちシニア世代が身体に無理なく、楽しみながら働くことができる仕事術とは何だろうか？ 心身の健康のバランスを保ち、満足感を得られるような仕事術と呼べるような仕事上の工夫はないものだろうか？
こう言った質問や悩み（？）に答えたい、否、シニア世代の仲間入りをした自分自身のための仕事術について考えたい。
興味を持てる仕事を選ぶ
情熱や関心がある分野での仕事は、楽しさとやりがいを感じるものである。だから興味を持てる仕事を選ぶことは非常に重要であると言える。特に、私のようなシニア世代の多くは一度はサラリーマン生活を経験し、定年を迎えたの機にリタイアした者が多いはずである。リタイア後に再び仕事をするなら元来、自分が本当にしたかった分野での仕事を選ぶべきではなかろうか。
柔軟な働き方を追求する
在宅勤務や時短勤務など、柔軟な働き方を選ぶことで、体力や時間の負担を軽減できる時代に私たちは生きていることをまずは感謝したい。リタイア後に再び仕事をするなら、現役の頃のようにがむしゃらに仕事をするのは創業者以外は遠慮しておきたいものである。
スキルを活かす
今までの経験やスキルを活かせる仕事を選ぶと、自信を持って取り組むことができるのは言うまでもない。今までの経験やスキルというのは、現役時代の仕事上での経験やスキルだけを指すのではなく、長年の趣味から得られた経験やスキルを指す。むしろ、リタイア後に再び仕事をするなら趣味から得られた経験やスキルを活かしたいものである。
学び続ける
新しい知識やスキルを身につけることで、自身の成長を感じ、モチベーションを保つことができる。これは私たちシニア世代だけでなく現役世代にとっても重要なことである。いくつになっても人は学び続けるべきだと思う。
社交的な関係を築く
仕事というのは一人だけで行うものは意外に少ない。だから新しい同僚や仕事仲間とのコミュニケーションを大切にし、サポートし合う環境を築くことが重要であるのは言うまでもない。
マインドフルネスの実践
現代社会はストレス社会である。現代社会に生きる私たちは否応なしに何らかのストレスをたえず受け続けている。そういったストレスを解消するために、瞑想やリラクゼーションなどで心の健康を保つための時間を持つことが大切である。
健康を優先する
適度な運動やバランスの取れた食事、定期的な健康チェックを行い、健康管理を大切にすることは、私たちシニア世代には非常に重要なことである。
あとがき
本稿で挙げたポイントを実践することで、私たちシニア世代は無理なく、楽しみながら働くことができるはずである。