はじめに
少し皮肉めいた表現であるが、「名物に旨い物なし」という言葉がある。これは、名物料理が観光地で有名だからといって、必ずしも味が絶品とは限らない、という意味で使われることが多い。
しかしながら、これは一概には言えない。例えば、地元の食材を使った料理や、伝統を受け継いだ味わい深い一品は、旅の楽しみの一つでもある。
日本の美味しい「名物料理」には、その地域を訪れる観光客の注目を集める料理が多く、観光プロモーションの一環として知られていることも多い。しかしながら、名物料理には観光客だけでなく、その地域で暮らす人々が日常的に食べている料理も含まれてことも多いのも事実である。伝統的で、地域の食材を活かしたものが中心であり、家庭で作る郷土料理や季節の食材を使ったものも含まれる。
私は、旅先ではできるだけ名物と呼ばれる料理を食するようにしている。一方、名物と呼ばれる土産品については、知識が豊富な妻が、買い物かごを一杯にしている。
ところで、旅先の観光地で絶対に買うべきお勧めの名物の土産品にはどのような物があるのだろうか?
旅の楽しみは、観光やグルメだけではない。 その土地ならではの“おみやげ”を選ぶ時間も、旅の醍醐味のひとつである。それは、妻の行動を見ていればよく分かる。お目当てのものがあるとテンションが明らかに異なっている。
本稿では、旅好きの目線で「これは絶対に買いたい!」と思える、全国の名物土産を厳選して紹介してみたい。 味よし、見た目よし、ストーリーよし。あなたの旅の記憶を彩る、とっておきの逸品がきっと見つかるはずである。
お土産選びのポイント
お土産を選ぶときは、その土地や観光地ならではのものや、地元でしか買えないものを見つけるのがポイントとなる。
そのように考えると、お土産選びも楽しいはずである。その一方で、観光地や地域ごとにある魅力的な名物に関する知識も必要となる。
日本各地の名物・土産品
旅先の観光地で絶対に買うべきお勧めの名物の土産品として下記のような物がよく知られている。
- 北海道
- 美味しいお菓子なら「白い恋人」
- 六花亭「マルセイバターサンド」
- バターの香りとレーズンの甘酸っぱさが絶妙にマッチした、北海道土産の王道
- ジンギスカン
- 柔らかい羊肉を特製のタレで味わう一品
- 新鮮な海の幸を使った「海鮮丼キット」
- 青森
- 香り高い「りんごジャム」
- 職人技が光る「津軽びいどろ」の工芸品
- 秋田
- きりたんぽ
- お米を潰して棒につけて焼き、鍋料理として頂く
- きりたんぽ
- 長野
- 風味豊かな「信州そば」
- ユニークな形の「りんごバター」
- 石川
- 加賀麩不室屋「宝の麩」
- お湯を注ぐと、ふわっと花が咲くように具材が広がるお吸い物。 見た目の美しさと繊細な味わいに、思わずうっとり!
- 加賀麩不室屋「宝の麩」
- 名古屋
- ひつまぶし
- 香ばしく焼いたうなぎを、ご飯にのせたり、お茶漬けにしたりして楽しめる
- ひつまぶし
- 三重
- 伊勢うどん
- 柔らかい麺と濃厚なタレが特徴の地域の味
- 伊勢うどん
- 京都
- 上品な味わいの「八ツ橋」
- 和の雰囲気漂う「京扇子」
- 湯豆腐
- 柔らかい豆腐をあっさりとした昆布だしで楽しむ伝統料理
- 大阪
- たこ焼き
- 外はカリっと、中はトロっとして、ソースと青のりの香りが絶妙である
- たこ焼き
- 広島
- にしき堂「生もみじ」
- 定番のもみじ饅頭を、しっとりもちもちの生地で包んだ進化系。 抹茶やこしあんなど、上品な味わいが人気で、老若男女に喜ばれる万能土産
- お好み焼き
- そばやうどんが入った豪快な一品で、味噌やソースのバランスが絶妙である
- にしき堂「生もみじ」
- 福岡
- もつ鍋
- 寒い季節にはぴったりの、コクのあるスープが魅力の鍋料理
- もつ鍋
- 長崎
- ポルトガルの影響を受けた甘くてふんわりした「カステラ」
- 鹿児島
- フェスティバロ「唐芋レアケーキ」
- 鹿児島特産のさつまいもを使った、なめらかで濃厚なレアケーキ。 冷凍で持ち帰れるから、旅の最後に買っても安心!
- フェスティバロ「唐芋レアケーキ」
- 沖縄
- 自然の恵みがたっぷりの「黒糖」
- シーサー像の可愛い置物
- 石垣島ラー油(辺銀食堂)
- ピリッと辛くて香ばしい、クセになる味わい。 ごはんにかけても、餃子に添えても最高!
- ソーキそば
- 豚肉のソーキとさっぱりとした出汁が特徴の沖縄そば
あとがき
おみやげは、旅の余韻を包む宝物
名物土産は、旅の記憶を“かたち”にしてくれる存在。 誰かに渡すときのワクワク、自分で味わうときのほっこり感。 そのすべてが、旅の楽しさを何倍にもしてくれる。
番外編:ご当地限定パッケージのお菓子
- 東京ばな奈(地域限定フレーバー)
- 白い恋人(北海道限定缶)
- キットカット(抹茶・いちご・信州りんごなど)
定番だけど、地域限定デザインや味はやっぱり特別。コレクションする人も多いようだ!
次の旅では、ぜひ“本気で選ぶおみやげ”を楽しんでみてください!