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シニア世代の学習 思考系脳を鍛える

かつての常識が常識でなくなった時代の柔軟な思考法

はじめに

かつての常識が変化し続ける現代では、柔軟な思考法を身につけることが重要である。変化の激しい時代にも対応できる柔軟な思考を養い、新しい時代の波に乗るために、私たちシニア世代はどのような思考法を身に付けるべきだろうか?

本稿、適応力を磨き、新しい時代に対応できる柔軟な思考法を養うにはどうすべきかを一緒に考えたい。

目次
はじめに
好奇心を持つ
固定観念を手放す
多様性を尊重する
批判的思考を養う
適応力を鍛える
創造力を発揮する
失敗を恐れない
あとがき

好奇心を持つ

新しい情報や異なる視点を探求することで、既存の枠にとらわれない考え方が可能になる。積極的に新しいアイデアに触れる習慣をつけたい。

変化に対応するためには、学び続ける姿勢を持つことが重要であると思う。時代の変化に合わせて、新しい知識やスキルを積極的に吸収し、アップデートすることが柔軟な対応につながる。


固定観念を手放す

自分の意見や信念が時代遅れになる可能性を認識し、それを見直す勇気を持ちたい。変化を拒まず、受け入れる姿勢が必要だと思う。

これまでの常識や当たり前を一度立ち止まって見直してみたりして、固定観念を疑うことが大切である。そして、「本当にこれが正しいのか?」「新しい視点から見るとどう感じるか?」と問いかける習慣を身につけることで、新しい思考が広がると思う。


多様性を尊重する

他者の異なる意見や文化を受け入れることで、広い視野を持つことができる。多様な視点を取り入れることは、自分の思考を深める助けになる。

異なる文化や価値観を学び、他者の視点を理解することは、柔軟な思考に欠かせない。本を読んだり、異なる意見を聞いたり、直接交流することで、思考の幅が広がると思う。


批判的思考を養う

情報化社会と呼ばれる現代は、インターネット上ではあらゆる情報が溢れている。それらの情報を鵜呑みにせず、根拠を確認し、自分自身で分析する力を持ちたい。常識とされるものが真実であるかを疑う姿勢は、柔軟な思考に欠かせないと思う。

また、変化を受け入れるには、他者と協働する力(協働の精神を持つこと)が重要である。新しいアイデアを生むには、異なる視点を持つ人々との対話が必要不可欠である。個人の枠を超え、チームやコミュニティで問題解決に取り組む姿勢が柔軟性を育むと思う。


適応力を鍛える

変化に対応する練習を日常的に行いたい。新しい挑戦や未知の状況に意識的に身を置くことで、慣れや成長が促されると思う。

変化に直面したとき、不安や抵抗感が生まれることがある。これらの自分の感情を冷静に俯瞰し、どのように対応するべきか考えることで、柔軟な思考を保つことができると思う。


創造力を発揮する

枠にとらわれず、自由な発想で問題解決に取り組む姿勢が大切であると思う。既存の方法に縛られず、新しい道を模索することが柔軟性を高めると信じたい。

過去の慣習に縛られるのではなく、未来に向けた思考をすること(未来志向で考えること)が必要であると思う。「これからの時代に何が求められるか?」という問いを持ち、未来を見据えた柔軟なアプローチを模索したい。


失敗を恐れない

変化の時代では、新しい試みが必要とされる。成功ばかりを目指すのではなく、失敗を学びの機会と捉えることで、柔軟性が身につくはずである。試行錯誤のプロセスこそが、新しいアイデアを生む土壌となると信じたい。


あとがき

柔軟な思考法は、変化が激しい時代において、個人だけでなく社会全体が成長し、新しい価値を創造する原動力となると思う。

かつての常識が常識でなくなった時代に対応するための柔軟な思考法を学び、実践することは、リベラルアーツの学習に非常に役立つと思う。リベラルアーツの目的は、単なる専門的知識の習得ではなく、幅広い分野を探求し、多角的な視点を養うことで、現代の複雑な問題に適応する能力を育むことにある。柔軟な思考法を鍛えることは、この目標に直結する。

柔軟な思考法がリベラルアーツに役立つ理由としては、下記のようなことが考えられる。

  • 批判的思考力の強化
    • 常識が変わるということは、既存の価値観や枠組みを再評価する必要があるということである
    • リベラルアーツでは、批判的に物事を考え、さまざまな意見や立場を検証する力が重視される。柔軟な思考法は、このプロセスに不可欠である
  • 多文化的理解の深化
    • 異なる時代や文化の常識や価値観を比較し、理解することは、リベラルアーツの中心的な課題である
    • 変化する常識に対応する柔軟性を持つことで、他文化との対話や多様性の受容がより深まる
  • 変化への適応力
    • リベラルアーツは、固定された知識だけでなく、変化する社会に対応するための適応力を養う
    • 柔軟な思考法を実践することで、予期せぬ変化や新たな課題に対処するスキルを身につけることができる
  • 創造的な問題解決
    • 新しい常識や価値観を前提に、従来の方法では解決できない問題に取り組む能力が必要である
    • リベラルアーツでの学びを通じて、柔軟な思考と創造力を組み合わせた問題解決のスキルが養われる
  • 倫理観と価値判断の養成
    • 常識の変化は、倫理的な判断や価値観にも影響を及ぼす
    • リベラルアーツは、人間としての価値観や倫理観を問い直す場を提供し、それに対応する柔軟な思考力を育む

リベラルアーツの学びを活かして、柔軟な思考法を身につけるためには、知識を理論に留めずに実際の行動や選択に反映させることが重要である。具体的には次のような実践を推奨したい。

  • 異なる分野の学びを統合する
  • 異なる立場や意見の人々と議論する
  • 実生活で新しい視点を試す

このように、柔軟な思考法をリベラルアーツの一部として学び、実践することで、時代や社会の変化に対応できる力を育むことができると信じたい。


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