はじめに
秋になるとスーパーや果樹園に並ぶ、つやつやオレンジ色の柿(かき)。 「昔ながらの果物」というイメージがあるかもしれないが、実は栄養たっぷりで奥深い魅力が満載である!
本稿では、柿の美味しさの理由と、思わず誰かに話したくなるトリビアを紹介したいと思う。
🍊 柿の種類には何がある?
柿は、実は、甘柿と渋柿の2種類に大きく分けられる。それぞれにたくさんの品種があって、味も食感も個性豊かである!代表的なものを以下に紹介したい。
甘柿
甘柿とは、そのまま食べられる柿を指す。
● 富有柿(ふゆうがき)
- 日本で一番多く栽培されている甘柿!
- 果肉はやわらかくてジューシー、甘みがとっても強い
- 岐阜県が主な産地

● 次郎柿(じろうがき)
- シャキッとした歯ごたえが特徴
- 甘さは控えめで、さっぱりとした味わい
- 静岡県や愛知県で多く栽培されている

● 太秋柿(たいしゅうがき)
- 大きめサイズで、サクサク食感
- 糖度が高く、果汁もたっぷり!
- 熊本や福岡など九州で人気

渋柿
渋柿は、干し柿や渋抜きして食べるタイプの柿である。
● 平核無柿(ひらたねなしがき)
- 渋柿だけど、渋抜き(脱渋)すると甘柿のように食べられる!
- 「たねなし柿」としてスーパーでもよく見かける
- 奈良県が有名な産地

● 西村早生(にしむらわせ)
- 平核無よりも早く出回る早生種
- 渋抜きすると、やわらかくて甘みが強い

● 市田柿(いちだがき)
- 長野県の名産で、干し柿専用の品種
- 小ぶりで肉厚、干すと甘みがギュッと凝縮!

柿の選び方のコツ
- 甘柿はヘタがピタッと張りついていて、皮にハリがあるものが◎
- 渋柿は熟しすぎる前に渋抜きして保存すると美味しさキープ!
柿って、見た目は似てても味も食感もぜんぜん違うから、食べ比べると楽しい果物である!
🍊 柿の美味しさのヒミツ
● 甘さの正体は果糖+ソルビトール
柿のやさしい甘さは、果糖やブドウ糖、ソルビトールといった自然の糖分によるもの。特にソルビトールは腸にやさしい糖アルコールで、便通をサポートする働きもある!
● 食感の違いも楽しみのひとつ
- 甘柿(例:富有柿)は、シャキッとした歯ごたえと濃厚な甘みが特徴。
- 渋柿(例:平核無柿)は、渋抜きするととろけるような食感に変身!
どちらも個性があって、食べ比べると楽しい!
🍊 柿の栄養素の凄さとは?
- ビタミンC:
- みかんより多いことも!風邪予防や美肌に◎
- βカロテン:
- 体内でビタミンAに変わり、目や粘膜の健康をサポート
- カリウム:
- 塩分を排出して、むくみや高血圧の予防に
- 食物繊維:
- 腸内環境を整えて、便秘対策にもぴったり!
まさに「医者いらずの果物」と呼ばれるのも納得の栄養パワー!
🍊 美味しい柿の食べ方
- ヨーグルトにトッピングして朝のデザートに
- サラダに加えて彩りと甘みをプラス
- チーズやナッツと合わせてワインのお供にもぴったり!
🍊 柿の意外なトリビア
● 柿は“日本原産”の果物!
実は柿は、日本が原産の数少ない果物のひとつ。奈良時代から食べられていたという記録もある!
● 干し柿にすると栄養が凝縮!
水分が抜けることで、ビタミンやミネラル、食物繊維が濃縮される。甘みも増して、まるで天然のスイーツ!
● 柿の葉もすごい!
「柿の葉寿司」でおなじみのように、柿の葉には抗菌作用があるとされている。昔から食材の保存に使われてきた!
あとがき
柿は、美味しさ・栄養・歴史・雑学と、知れば知るほど好きになる果物。 今年の秋は、ぜひ柿をもっと楽しんでみてください。