はじめに
キク(菊)は、キク科キク属の多年草で、日本で鑑賞用に発展してきた品種群を和菊、西ヨーロッパで育種されて生まれた品種群を洋菊と呼ぶ。
短日性植物で、通常は秋に咲く花であるが、電照などを用いた作型の分化により、周年供給されている。おかげで菊花は仏花としても重宝されている。
菊は、元々は外来種で、薬草や観賞用植物として中国から伝来したという。宮中では菊の節句とも呼ばれる重陽の節句(旧暦9月9日)が平安時代から明治時代まで行われ、現在でも皇室園遊会(観菊御宴)として行われている。(引用:ウィキペディア)
現在では日本各地に菊の愛好会ができており、秋には各地で品評会も開かれている。秋は私の好きな季節で、旅をすることが多いが、その旅先で地元の菊の愛好家による菊花の品評会に遭遇することがある。
その菊花の品評会は神社の境内で開催されることが多いような気がする。参拝者の眼にも止まるようにとの配慮かも知れない。
<目次> 亀山八幡宮での「菊花の品評会」 青井阿蘇神社での「菊花の品評会」 |
亀山八幡宮での「菊花の品評会」
青井阿蘇神社での「菊花の品評会」
秋に参拝した青井阿蘇神社(熊本県人吉市上青井町)の境内では当地の愛好家による菊花の品評会が行われていた。