はじめに
私は、りんごも好きではあるが、梨が大好きである。あのシャリッとした食感に、口いっぱいに広がるみずみずしい甘さ。果物の中では一番好きであるかもしれない。
秋の味覚として親しまれている「梨」ではあるが、実はその美味しさの裏には、驚くべき健康パワーが隠されているらしい。
本稿では、梨の魅力を「味」と「健康効果」の両面からたっぷり紹介してみたいと思う。
美味しさの秘密は?
シャリシャリ食感の正体は?
梨の最大の特徴といえば、なんといってもシャリッとした食感! この食感は石細胞【せきさいぼう】と呼ばれる細胞によるもので、果肉の中に小さな粒のように存在しているらしい。
さらに、梨の果汁にはソルビトールという天然の糖アルコールが含まれていて、これがやさしい甘さと爽やかな後味を生み出しているという。

水分豊富で潤い補給に最適!
梨の水分量はなんと約88〜90%! 乾燥しがちな季節や、運動後の水分補給にもぴったり。 さらに、体を冷やす性質があるので、熱っぽいときやのぼせたときのクールダウンにも効果があるらしい。

咳や喉の痛みにやさしい果物
東洋医学では、梨は「肺を潤す果物」として知られていて、喉の乾燥や咳を和らげる効果があるとされている。 風邪のひき始めや、乾燥する季節にぴったり!
おすすめは、梨のコンポートやすりおろし梨。体を冷やしすぎず、やさしく喉にしみわたるとされている。

カリウムでむくみスッキリ!
梨にはカリウムが豊富に含まれていて、体内の余分な塩分を排出してくれる働きがあるとされる。 塩分の多い食事のあとや、立ち仕事で足がパンパンなときに食べると、むくみ対策に効果的であるかも知れない。

低カロリーでダイエットにも
梨は1個(約300g)で約120kcal前後と、意外と低カロリーである!
しかも水分と食物繊維が豊富だから、満腹感が得られやすく、間食にもぴったりである!

美味しく食べるコツ
- 冷やしすぎ注意!
- 冷蔵庫で冷やすなら、食べる30分前に出しておくと香りが引き立つ
- 皮ごと食べるのもアリ!
- 皮の近くに栄養が多く含まれているから、よく洗ってそのまま食べるのもおすすめ!

代表的な和梨の品種と特徴
幸水(こうすい)
- 甘みが強くて果汁たっぷり!やわらかめの果肉で、夏の定番。8月頃が旬
豊水(ほうすい)
- 幸水よりやや大きめで、甘みと酸味のバランスが良い。果汁も多くてジューシー!
新高(にいたか)
- とにかく大玉!1個が500g以上になることも。香りがよくて上品な甘さ。
二十世紀
- 青梨の代表格。さっぱりした甘さとシャキシャキ感が特徴。鳥取県が有名!
あきづき
- 幸水×豊水×新高のハイブリッド!甘くて酸味が少なく、果肉がなめらか。9月中旬が旬
新興(しんこう)
- 晩生種で、保存性が高い。甘さ控えめでさっぱりした味わい
あとがき
梨は美味しさと栄養のかたまり
梨は、ただ美味しいだけではなくて、体にやさしい栄養素がたっぷり詰まった果物である。 乾燥や疲れが気になる季節には、まさにぴったりの自然の恵みであると言ってよい。
梨を手に取るときは、ぜひ本稿のウンチクを思い出してみてほしい。 きっと、ひと口ごとに「梨ってすごいなぁ…」と感動することでしょう。
もっと知りたいなら、「梨の品種別・味わい比較」や「梨を使った美容レシピ」も紹介できるよ!どんな方向に広げてみたい?🌿✨