はじめに
フォトコンテストに挑戦してみたいが、「どんな写真が評価されるの?」「ジャンルごとにコツってあるの?」と悩んでいませんか?
本稿では、風景・人物・スナップなどの主要ジャンルごとに、入選を目指すためのテクニックと、実際の入選作に見られる傾向をわかりやすく解説してみたい。
風景写真(自然・都市)
光と構図で魅せる“感動の一枚”を
攻略法:
- ゴールデンアワーを狙え!
- 日の出・日の入りの時間帯は、光が柔らかくドラマチック。空の色や影の出方が美しく、印象的な写真に仕上がる
- 光を制す者が勝つ!
- 霧や逆光などのドラマチックな光を活かすと印象的になる
- 構図で奥行きを演出
- 三分割法やリーディングライン(道や川などで視線を誘導)を活用して、見る人を写真の中に引き込もう
- 構図で奥行きやスケール感を演出
- 季節感を大切に
- 桜、紅葉、雪景色など、季節の移ろいを感じさせる要素は高評価につながりやすい
入選作の傾向:
- スケール感のある風景や自然の力強さを感じさせる作品が多く見られる
- 例)ドラマチックな空模様
- ドローン撮影や長時間露光など、技術的な工夫が光る作品も増加中
人物写真(ポートレート)
感情とストーリーを写し取る
攻略法:
- 自然な表情を引き出す
- ポーズよりも、ふとした瞬間の表情や仕草に注目。感情が伝わる写真は強い
- 感情が伝わる一瞬を狙おう。笑顔だけでなく、ふとした仕草や視線も大事
- 背景とのバランス
- 人物だけでなく、背景との関係性も大切。場所や光の使い方で物語性を演出しよう!
- 人物と背景が調和しているか、あるいは対比が面白いかを意識する
- 光を味方に、ライティングの工夫
- 逆光でシルエットを作ったり、窓からの自然光で柔らかく照らしたり、ライティングで印象が大きく変わる
- 自然光を活かすか、ストロボで印象的に演出するか、光の使い方が鍵となる
入選作の傾向:
- 被写体の個性や感情が伝わる作品が高評価
- ストーリー性が伝わる作品が強い
- モノクロやフィルム風の表現も人気で、表現にこだわった作品やアート性の高い作品が目立つ
スナップ写真(街角・日常)
日常の中の“非日常”を切り取る
攻略法:
- 観察力が命!
- 街角の面白い瞬間や、偶然の一致、ユーモアのあるシーンを見逃さないこと
- 日常の中の非日常を見つける観察眼が大事。ユーモアや皮肉も◎
- 構図とタイミング
- 一瞬の動きや表情を逃さず、構図も整っていると説得力が増す
- ストーリー性を意識
- 「この後どうなるんだろう?」と想像をかき立てるような写真は印象に残り、高く評価される!
入選作の傾向:
- 人間味のある瞬間や社会的メッセージを含んだ作品が多い
- モノクロ作品も多く、光と影のコントラストが効いた写真が目立つ
- 街の中の面白い看板や人の動き、光と影の対比など、観察眼が光る作品が多い
- カラーよりもモノクロで構成された作品が多い傾向も見受けられる
その他のジャンル
動物・抽象・コンセプチュアル等
攻略法:
- 動物写真
- 自然な表情や動き、背景との調和を意識。かわいさだけでなく、野生の瞬間も狙い目
- 自然な仕草や表情を捉える。背景や光も意識して、ただの記録写真にならないようにすること
- 抽象・コンセプチュアル
- テーマやメッセージ性が重要。タイトルやキャプションで補足するのも効果的である
- タイトルや説明文も含めて作品であると心得ること!
入選作の傾向:
- 独自の視点や表現が評価されやすく、他と差別化できる作品が強い
- 動物写真は「かわいい」より「野生の瞬間」や「人間味のある表情」が評価されやすい。
- 抽象系はアート性が高く、審査員の好みに左右されやすいが、独自性が光ると強い!
あとがき
入選のカギは「視点」と「伝える力」
フォトコンテストで評価される写真は、ただ美しいだけではなく、「何を伝えたいのか」が明確なものが多い。 ジャンルごとの特性を理解し、自分の視点や感性を活かした作品づくりを心がけよう!